MISTYの構造は、2つの原理に基づいています。

F関数(段関数)の位置の変更

DES型暗号の構造で適用されていたF関数(段関数)の位置を変更しました。これにより、差分解読法及び線形解読法に対する暗号強度を増加させ、段関数の並列計算を可能としています。

再帰構造の導入

再帰構造を導入しました。これにより、内部のF関数のサイズを縮小し、2段以上の段関数の処理を並列に計算することを可能としています。

MISTY1及びMISTY2のデータ攪拌部の基本構造

詳細は参考文献[1][2]をご参照下さい。

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