サステナビリティを志向する企業風土づくり

三菱電機グループが、サステナビリティの実現に貢献するためには、「社会課題解決に向けて長期視点で取り組んでいくこと」、「社会の変化に対する感度と適応力を持つこと」、そして「ステークホルダーに対して積極的に情報開示を行っていくこと」を、三菱電機グループの企業風土として根付かせていくことが重要です。企業風土づくりは短期間で成し得るものではないため、持続的経営を支える経営基盤として、時間をかけてしっかりと取り組んでいきます。

重要とした理由

三菱電機グループは、すべての活動を通じてサステナビリティの実現へ貢献します。そのために、ステークホルダーと積極的にコミュニケーションを行い、中長期視点で取組みを推進する風土を醸成します。

目標・取組み指標(KPI)

2025年度
従業員意識サーベイの
「企業理念・目標に沿った業務の実施」
良好

75%以上

範囲:三菱電機

2023年度
サステナビリティレポート及び
統合報告書の発行、
有識者ダイアログ及び
サステナビリティレポート
アンケートの実施

範囲:三菱電機グループ

全社変革プロジェクト「チーム創生」による組織風土改革

「上にものが言える風土」「失敗を許容する風土」「共に課題を解決する風土」の醸成を掲げ、社長をプロジェクトリーダーとし、社内公募で選ばれた有志メンバーからなる全社変革プロジェクト「チーム創生」。 2年目となる2022年度は、組織風土改革の最優先事項に「コミュニケーション活性化」を位置づけ、心理的安全性とはどういうものか、周知理解を深めるための施策を実行しました。心理的安全性の高い状態が組織づくりに不可欠であることへの理解促進を図り、定着させることを目指し取組みを続けていきます。
「チーム創生」の活動状況は随時社内サイトで情報共有され、従業員が現状の確認や、コメントができるようになっています。

【実施した主な施策】
まずは上から変わること、心理的安全性がなぜ必要か等、全社的に意識変容を促す活動を行っています。

  • ・ 当社が目指す理想の対人関係として「心理的安全性ガイドライン」を全社展開
  • ・ 経営幹部層やミドルマネジメント層への講習会
  • ・ 部長・課長等に実践を促すための階層別講習会
  • ・ 会議ガイドライン等、業務施策への連携

石井遼介氏を招いた経営幹部層及びミドルマネジメント層向けの講習会