コーポレート・ガバナンスとコンプライアンスの持続的強化
三菱電機グループは、経営の機動性、透明性の一層の向上を図るとともに、経営の監督機能を強化し、持続的成長を目指しています。顧客、株主を始めとするステークホルダーの皆様の期待に、より的確に応える体制を構築し、更なる企業価値の向上を図ることを基本方針としています。加えて、倫理・遵法の徹底はもとより、「企業倫理」の観点も含めたより広義の「コンプライアンス」は、会社が存続するための基本であると認識しています。
重要とした理由
コーポレート・ガバナンスとコンプライアンスは、会社が存続するための基本です。三菱電機グループは、これらを持続的に強化します。
目標・取組み指標(KPI)
社外取締役
50%超の継続
範囲:三菱電機
3つの改革
(品質風土改革、組織風土改革、
ガバナンス改革)の推進、
取締役会による3つの改革の
モニタリング及び適切な情報開示
範囲:三菱電機グループ
コンプライアンス研修の
継続的実施
範囲:三菱電機グループ
2028年度
サイバーセキュリティ
成熟度モデルの
レベル2以上
をグループで達成
範囲:三菱電機グループ
「3つの改革」モニタリングを目的とした
社外取締役と変革プロジェクト関係者の座談会
一連の品質不適切行為を受け、三菱電機グループが取り組む3つの改革。そのうちの一つであるガバナンス改革では、業務執行に対する取締役のモニタリング機能の強化に取り組んでいます。
先日、その一環として全7名の社外取締役と6名の変革プロジェクト関係者による座談会を行いました。変革プロジェクトの取組みによって三菱電機が変わりつつあることだけでなく、乗り越えるべき課題等についても共有することにより、組織風土改革の進捗状況について様々な角度から意見が交わされました。今後も取締役会として助言及び支援をしながら、しっかりとモニタリングしていくことを確認しました。
【主なトピック】
- ・変革の必要性について従業員の理解を高めるには
- ・管理職層の業務の実情
- ・働きがい等、従業員エンゲージメントについて
社外取締役と変革プロジェクト関係者の座談会(2023年5月、情報技術総合研究所)