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宮本 文哉(メキシコ) 宮本 文哉(メキシコ)
宮本 文哉
Fumiya Miyamoto
MITSUBISHI ELECTRIC DE MEXICO, S.A. DE C.V.
2016
入社 姫路製作所 総務部 人事課 配属
2021
現職

2022.06.24

海外で働くことについて

Buenos dias,
今回でラストの記事となりました。最後に、海外で生活すること、働くことについて感じていることをお伝えしたいと思います。

【海外で生活するということについて】

私自身、もともと海外好きで留学やバックパッカーの経験があるというわけでは全くなく、むしろ漠然と苦手意識を持っており、「海外」「英語」と聞くだけで腰が引けてしまう状況でした。
今回海外勤務にチャレンジさせてもらうことになった際も、楽しみよりも不安の方が大きく、「本当に大丈夫か?」と心配でいっぱいでしたが、いざ海外で暮らしてみると「案外何とでもなるな」というマインドに変わりました。
もちろん食事や治安、インフラ環境等は日本と勝手が違うことも多く、最低限の注意は必要ですが、スーパーで買い物をする、レストランで食事をする、薬局で薬をもらう、移動のためバス・飛行機に乗る等の基本的な生活は問題無く送ることができています。
拙いスペイン語でも近くの人に助けを求めれば、親切にサポートしてくれる現地の方も多く、海外に対する苦手意識はかなり払拭されたものと感じています。

【海外での勤務を通じて感じたこと】

海外で働くには語学が堪能じゃないとダメなのではないかと思われている方もいるかもしれませんが(私もそう思っていました)、語学力よりも大事なことは、「素直、謙虚、向上心」この3つだと感じています。
一つ目は素直さです。新天地での業務で新鮮なことが本当に多くありますが、その一つ一つをまずは素直に体感、偏見を持たずにトライしてみることで、知見、見識が各段に広がると思いますし、食わず嫌いしているともったいないと感じます。
二つ目は謙虚な心を持つことです。言語も文化も違う中で、現地の方、ナショナルスタッフに教えてもらうことはとても大事であり、その際に謙虚であること、上から目線にならずにしっかり相手をリスペクトすることが円滑なコミュニケーションを図る上で必要なことだと感じています。
最後に向上心です。海外に派遣される目的としては、「改善業務」というのが大きな比重を占めると思っており、どこまで追及するかというのも個人の裁量だと感じています。この「改善業務」をはじめ、いろいろなことに好奇心を持って探求していく向上心は、非常に大事だと考えています。

ここに書いたことは当然ながら海外のみならず、日本国内でも非常に大切なことです。そういう意味では海外だからといって変に身構えず、日本で取組んできたことをベースに柔軟に対応してみることが肝要なのかなと考えています。
※もちろん語学力もコミュニケーションを円滑に進めるための大事な一つの要素ではありますが、笑顔で一生懸命であればコミュニケーションは図れます!

三菱電機は数多くの海外拠点を有しており、海外勤務にチャレンジできる海外OJT制度も整っているため、海外に興味のある方に対して、その機会を十分に提供できる会社だと思っています。

このブログを通して、少しでも海外で働くことのイメージが湧き、三菱電機に興味を持っていただける方が増えれば幸いです!
ここまで全4回のブログにお付き合いいただきありがとうございました。

*以下はおまけです。

メキシコ特有の街の雰囲気。建物がカラフルで可愛らしく、とても好きな街並みです。

メキシコ特有の街の雰囲気。建物がカラフルで可愛らしく、とても好きな街並みです。

現地の結婚式に参加する機会もありました。ラテンの国らしく朝方まで踊り明かすのが通例のようで、日本との違いを痛感しました。

現地の結婚式に参加する機会もありました。ラテンの国らしく朝方まで踊り明かすのが通例のようで、日本との違いを痛感しました。

メキシコ料理はもちろん美味しいですが、やはり日本食も恋しくなるもので、ちょくちょく日本食料理屋にも足を運びます。メキシコ内でもメキシコシティやグアダラハラなど大きい街に行くほど日本食のレベルも高いです。

メキシコ料理はもちろん美味しいですが、やはり日本食も恋しくなるもので、ちょくちょく日本食料理屋にも足を運びます。
メキシコ内でもメキシコシティやグアダラハラなど大きい街に行くほど日本食のレベルも高いです。

メキシコは完全な車社会。どこの街に行くにも大体高速バスが走っています。隣に座った人との雑談もスペイン語レッスンの一貫です・・

メキシコは完全な車社会。どこの街に行くにも大体高速バスが走っています。隣に座った人との雑談もスペイン語レッスンの一貫です・・

それでは adios!!