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Factory Automation

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IU2シリーズ

5.圧力センサの応答速度判定

装置の構成

装置の構成

装置の概要

装置の概要

圧力センサは、圧力導入口に通じる密閉空間に加えられた圧力と大気圧の差に応じた電圧を出力します。
本装置では、圧力センサの空気もれの判定(圧力もれ判定)、加圧時や減圧時の圧力センサからの電圧出力の応答速度の判定(それぞれ、加圧応答性判定、減圧応答性判定)を実施します。
各判定において、MELQICはバルブの開閉、圧力発生器への指令、圧力測定器からの入力、圧力センサから入力をします。
圧力発生器への指令は、アナログ出力ボードIU2-8EDA-100Mで行います。また加圧応答性判定や減圧応答性判定での圧力センサの出力はMELQIC本体IU2-4M10HA 内蔵のアナログ入力ボードから取り込みます。高速サンプリングにより加圧、減圧時の圧力センサからの出力値を集録します。

処理の流れ

処理の流れ

お客さまの声

お客さまの声

  • アナログ出力ボードIU2-8EDA-100Mや、本体内蔵アナログ入力ボードを用いることにより計測器類の数を減らし、トータルコストを下げることができました。
    また、装置もコンパクトにすることができました。
  • センサの機種に応じた規格値をPCカードに入れておき、機種毎にこの規格値を読み出して判定処理を行うプログラム構成にしました。
    これにより10機種分のプログラムの共通化ができました。
  • フローチャートでのプログラミングなので全体を見通してプログラムを作成することができました。結果としてプログラムの手直しなど最少限にとどめることができたと思います。
  • 類似の装置へのMELQIC採用を検討しています。
    特に今回作成したプログラムの多くを流用できるところが魅力です。