

電磁クラッチの吸引電流、吸引時間、釈放電流、釈放時間などを測定します。
電磁クラッチに定格電圧を与え、それによりワークに流れる電流を電圧に変換した後MELQICに取り込み、その波形があるレベルに達するまでの時間、ピーク点に達するまでの時間等を解析し、規格値と比較して合否判定を行うものです。高速サンプリングして波形を集録する必要があるため、MELQIC本体はIU2-4M10HAを選択しています。
集録する波形は電磁クラッチの機種により異なりますが、代表的なものを右図に示します。入力電圧は-50V ~ +24V程度になりますので中継BOX内で分圧してMELQICに取り込んでいます。波形の取り込みや解析処理は、定石回路に従い簡単にプログラミングしています。

