

接着剤により取り付けられた2 つの部品が正常に接着されているかどうかを判定する装置です。
接着した部品に荷重を加えていったとき、正常に接着されていないと、接着部分に縮みが生じます。そこでこの縮みを荷重に対する変位として測定することで合否判定を行います。本装置では、作業員が検査対象を治具にセットし荷重をかけるレバーを引いて作業します。
MELQICは、荷重と変位をそれぞれのセンサからアナログ信号として、アナログ入力ボードIU2-16EAD-20Mで取り込みます。
アナログデータは、2chを同時にタイマ割込み(TINT)を使用して5msec間隔で3秒間サンプリングを行います。
取り込んだデータは、時間対荷重、時間対変位の2種類のグラフ表示を行います。
また、部品の合否判定は、荷重対変位の規格値と比較することで判定します。

