ここから本文

 

Factory Automation

印刷用ページ

文字サイズ変更
 

シーケンサ MELSEC-A リニューアル

既設の配線を変更なしでQシリーズに置き換えたい…

A/Qリニューアルツール/FAグッズ

対応シリーズ:A/QnA(大形)

既設の配線はそのままで、Qシリーズへ置換え可能!

リニューアルツール

リニューアルツールは、A/QnAシリーズの入力/出力/アナログ/高速カウンタユニットに接続されていた既設配線を置換え後のQシリーズのユニット用に配線を流用するための「変換アダプタ」、変換アダプタの下部を固定するための「変換アダプタ固定台」、A/QnAシリーズベースユニットの取付け穴を流用し、Qシリーズが取付け可能な「ベースアダプタ」から構成されています。(Qシリーズベースユニットはリニューアルツールには含まれていません。別途Qシリーズベースユニットをご用意ください。)

  • 既設A/QnAシリーズシーケンサをベースごと取り外し、既設の取付け穴を利用してリニューアルツール(ベースアダプタ)を取り付け、Qシリーズユニットを装着します。(ベースアダプタにより、取付け穴の再加工が不要です。)
  • 装着されたQシリーズユニットに、リニューアルツール(変換アダプタ)を取り付けます。
  • 既設のA/QnAシリーズのユニットから、配線された端子台/コネクタを取り外して変換アダプタに装着します。(配線をそのまま活用できます。)
  • Qシリーズにない入出力ユニットなどの場合、FAグッズを使用できます。

FAグッズ

システム構築を容易でかつ安価に実現するための製品です。コネクタ/端子台変換ユニット、ターミナルユニット、シーケンサ位置決め用ケーブルなどが品揃えされています。
ユニットの仕様などにより、ユニット単体での置換えが困難な場合は、外部にFAグッズを活用することで、システムの置換えが容易になります。

Qラージベースユニットとベースアダプタ・変換アダプタの選定ポイント

項目 Qラージベースユニット※1 ベースアダプタ
・変換アダプタ※2
ベースユニットのスロット幅※3 A/QnAシリーズベースユニットと同一幅(37.5mm) Qシリーズベースユニットと同一幅(27.4mm)※3
装着可能
ユニット
電源ユニット Qシリーズ電源ユニット
CPUユニット
プロセスCPU ×
ユニバーサルモデルQCPU ※4
・入出力ユニット
・インテリジェント
機能ユニット
Qラージ入出力ユニット※5 ×
Qシリーズ1スロットユニット ※6
Qシリーズ2スロット占有ユニット ×
変換
アダプタ※7
端子台タイプ16点入出力ユニット用(1スロットタイプ) ※6
端子台タイプ32点入出力ユニット用(1スロットタイプ) ※6 ※9
端子台タイプ32点入出力ユニット用(2スロットタイプ) × ※10
高速カウンタユニット用 ※6 ※9
アナログユニット用(1スロットタイプ) ※6 ※9
アナログユニット用(2スロットタイプ) × ※10
Q/QA/QA1S増設ベースユニットの接続※8

○:使用可(装着可) △:制約付きで使用可(装着可) ×:使用不可(装着不可)

※1:Qラージベースユニット、Qシリーズベースユニットは、混在使用が可能です。

※2:三菱電機エンジニアリング製ベースアダプタには、Qシリーズベースユニットを取り付けます。

※3:リニューアルツールの場合、ユニット幅寸法が小さくなり配線領域が小さくなりますので、取付け上の確認が必要です。

※4:Q00UJCPUは使用不可です。

※5:コモン点数や電気的仕様などがA(大形)タイプ入出力ユニットと同一です。

※6:Qラージブランクカバー(QG69L)が必要です。
本体寸法の高さが98mmを超えるユニットなど、一部装着不可ユニットがあります。
詳細はQラージブランクカバーユーザーズマニュアル(IB-0800407)をご参照ください。

※7:Qシリーズユニットに装着するため、Qシリーズユニットの性能仕様・機能となります。
(A(大形)シリーズと異なりますので、置換え手引きなどで性能仕様・機能の確認をお願いします。)

※8:QA/QA1S増設ベースユニットには、ユニバーサルモデルQCPU注1(ユニバーサルモデル高速タイプQCPUを含む)を装着できます。

※9:端子台に配線された銅線サイズが1.25mm2以上の場合、ERNT-AQTX41/AQTY41/AQTX81/AQTY81/AQT68AD/
AQT68ADN/AQT68DA/AQTD61の使用が困難な場合があります。
その際は、1スロットおきに装着する(例えば、0・2・4・6・8スロットに装着し、1・3・5・7スロットは空き)などにより、
配線領域を確保する考慮が必要です。
スロットを空けることで必要スロット数が不足する場合は、Qラージベースの活用をご検討ください。

※10:Qシリーズユニット2台を使用し、変換アダプタにより既設配線端子台を流用する場合。
例:A616AD置換え時にQ68ADV(I)を2台使用

注1:シリアルNo.上5桁が“13102”以降のユニバーサルモデルQCPUが対応しています。

関連資料

ページトップに戻る