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Factory Automation

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シーケンサ MELSEC-A リニューアル

既存のユニットはそのままで、CPUユニットをQシリーズに置き換えたい…

QA増設ベースユニット

対応シリーズ:AnS/QnS(小形)

既存のユニットをそのまま利用し、CPUをQCPUに置換え可能!

AnS/QnASシリーズからQシリーズ(Qモード)へ段階的に置換えできます。

  • 既存システムのAnS/QnASベース上のユニットをQA1S□B形増設ベースユニットに装着することにより、既存のAnS/QnASシリーズユニットをそのまま流用して、新設のQシリーズCPU(Qモード)で制御するシステムを構築できます。さらに、ステップ2以降から順次Qシリーズユニットに置き換えていくことで、最終的にQシリーズのみの構成となります。
  • QA1S□B形増設ベースユニットを使用できるのは、ユニバーサルモデルQCPU※1(ユニバーサルモデル高速タイプQCPUを含む)です。
    プロセスCPU、二重化CPU、安全CPU、リモートI/O局では使用できません。
  • QA1S□B形増設ベースユニットには装着できないユニットがあります。
    詳しくは「QCPUユーザーズマニュアル(ハードウェア設計・保守点検編)」(SH-080472)を参照してください。
  • QA1S51Bの後ろに増設接続はできません。(QA1S51Bには、増設ケーブルコネクタ(OUT)がありません。)
  • QA6ADPはQA1S5□B、またはQA1S6□Bとの併用はできません。

※1:シリアルNo.上5桁が“13102”以降のユニバーサルモデルQCPUが対応しています。

既存ユニットを流用しても入出力番号(I/Oアドレス)は変更不要です。

  • CPUをQCPUに変更して既存ユニットをそのまま利用する場合、PCパラメータのI/O割付設定で、既存ユニットの入出力番号を従来のアドレスに設定し、基本ベースユニットに装着するユニットの入出力番号を既存ユニット以降のアドレスにすることにより、プログラムの修正を大幅に軽減できます。

注:入出力番号の割付けは、「Qシリーズユニット→AnS/QnASシリーズユニット」または、「AnS/QnASシリーズユニット→Qシリーズユニット」の順になるようにしてください。「Qシリーズユニット→AnS/QnASシリーズユニット→Qシリーズユニット」などのように混在設定した場合は、CPUがエラーとなりますのでご注意ください。

I/O割付例

    形名 種別 占有点数 アドレス








0 QJ61BT11N インテリ 32点 100
1 QJ71LP21-25 インテリ 32点 120
2 QX41 入力 32点 140
3 QX41 入力 32点 160
4 QY41P 出力 32点 180
    形名 種別 占有点数 アドレス








5 A1SX41 入力 32点 00
6 A1SY41P 出力 32点 20
7 空き 32点 40
8 空き 32点 60
9 A1SX41 入力 32点 80

関連資料

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