
Q03UDV, Q04UDV, Q06UDV, Q13UDV, Q26UDV
Q03UDE, Q04UDEH, Q06UDEH, Q10UDEH, Q13UDEH, Q20UDEH, Q26UDEH, Q50UDEH, Q100UDEH
プログラミングツール(GX Works2、GX Developer)とCPUを直接接続(1対1)する場合、IPアドレスの設定なしで接続できます。またケーブルを選ばず、ストレート/クロスケーブルのどちらでも接続可能。そのためUSB接続と同様、簡単にCPUと通信できるため、ネットワークに不慣れな作業者でも手軽に接続できます。(特許第5089476号)

Ethernet内蔵CPUにマスタ局機能を内蔵*1しているため、専用のネットワークユニットが不要です。そのため、最小構成でのシステム構築が可能となります。

*1. ユニバーサルモデル 高速タイプQCPU、ユニバーサルモデルプロセスCPUのみ対応。
*2. SLMP:Seamless Message Protocol
外部機器との接続も、Ethernetによる高速通信が可能です。また、通信プロトコル支援機能*3で、 BACnet®や、MODBUS®/TCPなど使用用途に合わせて様々な機器と接続できます。

*3. ユニバーサルモデル 高速タイプQCPU、ユニバーサルモデルプロセスCPUのみ対応。
CC-Link IEコントローラネットワーク、CC‑Link IEフィールドネットワークに対応しています。ネットワークの種類や階層の違いを超えて、従来のMELSECNET/H、Ethernet、CC-Linkともシームレスに通信できます。Ethernetで接続されたプログラミングツールは、ネットワーク上の各シーケンサに対してモニタリング/プログラミングが可能です。

SNTP*4時計合わせ機能で、CPUの時計データが自動修正されます。これによりエラー発生時刻も正確に把握できるため、複数のCPUが関係するエラー発生タイミングを容易に確認できます。
*4. SNTP:Simple Network Time Protocol

[シンプルCPU通信機能*5]
プログラミングツールによる簡単な設定だけで、生産データなどのデバイスデータをプログラムレスで転送できます。またQシリーズ同士での通信だけでなく、MELSEC iQ-Rシリーズ、iQ-Fシリーズ、Lシリーズ、QnA/Aシリーズを使用している既存システムとも簡単に通信ができます。
*5. シリアルNo.の上5桁が“20042”以降のQnUDVCPUおよびQnUDPVCPUユニットが対象です。

*6. Ethernetポート内蔵CPUユニットに対応しています。
*7. CPUユニット+Ethernetインタフェースユニットに対応しています。
サンプリングトレース機能では、トラブル発生時のデータ解析やプログラムデバッグ時のタイミング検証などが容易にできます。この機能により、装置トラブル解析時間や立上げ時間を短縮できます。
また、マルチCPUシステムにおいても、CPUユニット間のデータ授受タイミングなどを確認できます。収集したデータは、プログラミングツールで解析でき、ビットデバイスとワードデバイスのデータ変化が、チャート図とトレンドグラフでわかりやすく表示されます。
さらに、サンプリングトレース結果をGX LogViewer形式のCSVで保存し、ロギングデータ表示・分析ツール GX LogViewerで表示することも可能です。
サンプリングトレース実行条件設定

トレース結果表示

*8. Q00UJは非対応。
プログラム上の任意のステップで、デバイスの値を指定した値に変更することができる「実行条件付きデバイステスト」機能を搭載しました。従来は、特定の回路ブロックをデバッグする場合、デバイスを設定するプログラムを追加する必要がありましたが、この機能を使用することにより、プログラムを変更することなく特定の回路ブロックだけを動作させることができます。そのため、デバッグのためだけのプログラム変更も不要となり、デバッグ作業が簡単になります。

[ビットデバイス拡張]
ビットデバイスのMデバイスとBデバイスが最大60K点まで拡張できるようになり、プログラムがわかりやすくなります。 (従来は最大32K点まで)
[拡張データレジスタ・拡張リンクレジスタ*9]
標準RAMやメモリカードをDデバイス、Wデバイスとして使用し、デバイス範囲を拡張する機能を用意しました。(従来はファイルレジスタ(R/ZR)として使用)
用途に応じたデバイスを簡単に拡張できるため、プログラム変更によるワードデバイスの増加などにもフレキシブルに対応できます。

*9. Q00UJは非対応。