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Factory Automation

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GOT2000シリーズ

保全
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現場のGOTで装置駆動部品のメンテナンスタイミングを把握できる!

課題
課題

負荷が大きく、加速頻度の高い機械の劣化の程度を知りたい!

解決策

サーボアンプの機械診断機能で収集した、機械の摩擦やトルク振動などの推定値をGOTに表示します。稼働開始時の値と稼働後の値を比較することで、機械がどれほど劣化しているかを把握できます。GOTのアラーム機能と連携することで、機械部品のタイムリーなメンテナンスを支援します。

解決策

稼働前の機械

稼働後振動が大きくなった機械

ガイドの劣化?

ベルトのガタつき?

課題

機械診断機能の画面説明

機能名 意味
摩擦推定値 ガイドやボールねじの静摩擦力(クーロン摩擦力)(重力等含む)、動摩擦(粘性摩擦)係数を任意の運転パターンで運転後推定検出します。
  定格速度時の摩擦トルク(%) 定格速度で運転しているときの摩擦力。
この値は、定格トルクに対する比率(%)を表します。
機械が劣化してくると、この値が大きくなります。
  静摩擦(クーロン摩擦)(%) モータの回転速度に関わらず、常に一定値が働く摩擦力。
物が止まっている状態から動き出すには、静摩擦(クーロン摩擦)以上の力(トルク)が必要です。
この値は、定格トルクに対する比率(%)を表します。
機械が劣化してくると、この値が大きくなります。
振動推定値 振動推定機能では、トルク振動を観測し、高域の微小振動の振動レベルと振動周波数を推定します。
これにより、ガイドやボールねじ、ベルト等のガタや経年劣化による振動レベルの増加や振動周波数の変化を確認できます。
  発振周波数(Hz) 運転中または、停止中に機械が振動している場合のトルク振動の周波数。
経年劣化で機械のガタが増大することなどにより、発振している場合の周波数を表示します。
  振動レベル(%) 運転中または、停止中に機械が振動している場合のトルク振幅。
この値は、定格トルクに対する比率(%)を表します。
経年劣化で機械のガタが増大することなどにより、この値が大きくなります。

JOG運転画面

機械診断機能を使用して摩擦推定するには

以下の条件を満たすと、摩擦推定結果が得られます。

  • ・パラメータ[Pr. PF31]に設定した値以上のモータ回転速度またはリニアサーボモータ速度で150秒以上運転した。
  • ・パラメータ[Pr. PF31]に設定した値未満のモータ回転速度またはリニアサーボモータ速度で150秒以上運転した。

パラメータ[Pr. PF31]の値は、絶対値で扱います。正転方向への運転の場合は正の数、逆転方向への運転の場合は負の数としてください。
図1の運転パターンでは、(a)+(c)、かつ(b)がともに150秒以上、正転方向に運転すると、摩擦推測結果が得られます。
逆転方向への摩擦推定は、逆転方向運転中((d))の速度がパラメータ[Pr. PF31]の値を超えないため、得ることができません。
パラメータ[Pr. PF31]の値を変更して、摩擦推定を実施してください。
また、パラメータ[Pr. PF31]の値が0の場合、定格回転速度または定格速度の半分の値をしきい値とします。

  • * PF31:機械診断機能 低速度時摩擦推定領域判定速度
  • * 機械診断機能の詳細は、MR Configurator2のヘルプをご参照ください。

●:対応あり -:対応なし

No. 機能 MR-J5-□G(-RJ)
MR-J5W2-□G
MR-J5W3-□G
MR-J5D1-□G4
MR-J5D2-□G4
MR-J5D3-□G4
MR-J5-□B(-RJ)
MR-J5W2-□B
MR-J5W3-□B
MR-J4-□B(-RJ)
MR-J4W2-□B
MR-J4W3-□B
MR-J4-□A(-RJ) MR-J4-□GF(-RJ)
1 機械診断機能 - - -