ディジタル形保護継電器（MELPRO-Dシリーズ）

もしものトラブルに備える「常時監視機能」を採用。

入力、電源、CPUの回路を常にチェックする「常時監視機能」を搭載。万が一、リレー故障が発生した場合でもいち早く状況を把握できます。さらに「出力回路二重化」により、部品不良などによる誤動作も防止します。

優れた耐環境性。

サージやノイズ、高周波、携帯電話の電波、温度、湿度などの影響を受けにくい構造です。

先進の通信ネットワーク対応

中央制御系統からフルアクセス可能
ネットワークシステムの構築により中央監視室から計測値、動作状態、整定値変更などの遠隔操作やデータ収集ができますので保守の省力化が図れます。

現場の保守に（ダイレクト通信）
リレー正面の通信ポートからパソコンを接続し、ネットワークシステムと同様の操作やデータ収集が行えますので現場等での保守に役立ちます。

• ※ダイレクト通信には、パソコン用の専用ソフトウェア（オプション）が必要となります。
• ※ダイレクト通信用ポートの対応状況は、機種個別カタログをご参照ください。
• ※ダイレクト通信を行うにあたり、CC-Link用通信カードは不要です。

柔軟かつ拡張性のある通信機能
リレーに搭載している通信機能は、将来のネットワークシステムの多様化に合わせて各種通信方式への対応を考慮し、差し替え可能なカードタイプとしておりますので、柔軟且つ拡張性をもっています。

• ※通信カードの対応状況は、機種個別カタログをご参照ください。

柔軟なニーズにお応えするプログラマブル出力接点

動作出力接点は、各内蔵要素の出力をOR論理にて任意に組み合わせて設定できますので、シーケンス設計が容易になります。又、配線工数を低減できますので盤のコストを低減できます。

充実の計測機能

メーター機能を充実
定常状態でのリレー入力値（電流、電圧、電力、周波数、力率、零相電流、零相電圧等）を計測することができ省エネ支援に役立ちます。
注:機種により搭載される計測項目が異なります。詳細は、機種個別カタログを参照ください。

系統事故時のデータセーブ
系統事故発生時の入力実効値及び波形データを過去5回分記憶しますので、系統故障解析に役立ちます。