目的別ソリューション 計装/二重化 ユニット紹介
プロセスCPUユニット、SIL2プロセスCPUユニット、二重化機能ユニット(MELSEC iQ-Rシリーズ)
小規模から大規模まで高速・高信頼システムを実現
お客様自身でシステム構築ができるため、メーカー専用のコントローラ(DCSなど)から置き換えることで、初期費用および、運用費用を削減し、単純なループ制御から複雑なループ制御まで、プロセスの状況に応じたきめ細かな計装制御を実現します。
- *1. ループ数は目安です。ループ制御以外のプログラムが大きくなる場合に、ループ数を確保できない場合があります。
二重化システムの遠方配置と高速系切替え
二重化システム間の距離を550mまで延長可能とするトラッキングケーブルを接続することで、制御系と待機系のシステムを別々の制御盤に遠方配置できます。トラッキングケーブルの光ファイバーケーブルはノイズ耐性に優れており、高速データ通信が可能です。制御系から待機系への系切替え時間を約10msに短縮し、信頼性を向上した継続制御を実現します。
CC-Link IE コントローラ/フィールドネットワークによるシステム分散配置
メディアコンバータを使用することで、CC-Link IE コントローラネットワーク上の局間距離が最大15kmまで、CC-Link IE フィールドネットワーク上の局間距離が最大10kmまで延長可能となり、システムの分散配置ができます。
- *2. 二重化システム間の距離は550mに制限されるため、その局間距離も550mに制限されます。
-
*3.
三菱電機システムサービス株式会社製産業用メディアコンバータが対応しています。
CC-Link IE コントローラネットワークの詳細はパートナー製品の DMC-1000SL-DC をご参照ください。CC-Link IE フィールドネットワークはパートナー製品の DMC-1000TL-DCまたはDMC-1000TS-DC をご参照ください。
シングルポイントの削減で信頼性向上
制御系CPUと待機系CPUによる二重化構成、二重化システム用増設ベースによる増設ケーブル二重化構成、CC-Link IEフィールドネットワークの二重ループによるネットワークケーブル二重化構成、リモート局に2台のリモートヘッドユニットを装着したリモートヘッドユニット二重化構成により、各階層にわたる二重化を実現し、シングルポイントを削減しています。異常発生時には、システムの運転を停止することなく、各種ケーブル、ユニットのオンライン交換が可能です。
システム稼動中にリモートI/O局をオンライン追加
CC-Link IE フィールドネットワークのマスタ・ローカルユニットのパラメータ設定を専用命令で実施することで、システム稼動中にリモートI/O局をオンライン追加でき、システムの可用性が向上します。
SIL 2対応ユニットと非対応ユニットの混在構成が可能
MELSEC iQ-Rシリーズ SIL2二重化システムは、高信頼性が必要な公共性の高い社会インフラ分野において求められるSIL 2に対応*4しており、グローバルニーズにお答えします。
- *4.詳細は、テクニカルニュース「MELSEC iQ-RシリーズSIL2二重化システムの安全規格適合認証について(FA-D-0469)」をご参照ください
上の A 、 B 、 C をクリックしてください。
診断機能付き入力ユニット(RX40NC6B)、および診断機能付き出力ユニット(RY40PT5B)をそれぞれ2台セットで構成し、安全制御プログラムを組み合わせることで、安全入力/出力が可能です。
絶縁アナログ入力ユニット(R60AD8-G)を2台、絶縁アナログ出力ユニット(R60DA8-G)を1台、診断機能付き出力ユニット(RY40PT5B)を1台の計4台のユニットと安全制御プログラムにより、安全なA/D変換を実現します。2台のアナログ入力ユニットからデジタル演算値を取得し、取得したデジタル演算値の照合を行います。
絶縁アナログ出力ユニット(R60DA8-G)を1台、絶縁アナログ入力ユニット(R60AD8-G)を1台、アナログSIL2専用出力ユニット(RY40PT5B-AS)を1台の計3台のユニットと安全制御プログラムにより、安全なD/A変換を実現します。アナログ出力ユニットが出力したアナログ値が設定値相当の出力となっているか、照合を行います。
- *5.アナログ入力(電流/電圧)には、M2MNV-13-R/CE-X(特注品 特物番号:36111)を使用してください。
- *6.アナログ出力(電流)には、M2MNV-13-R/CE-X(特注品 特物番号:36111)、アナログ出力(電圧)にはM2MNV-23-R/CE-X(特注品 特物番号:36153)を使用してください。
簡単なパラメータ設定のみで、シーケンサと簡単データ連携
- プロセスCPUユニットを使うと、既設シーケンサのプログラムを変更せずに、シーケンサとデバイスデータのやり取りができます
- Ethernetインタフェースユニットを使わなくても、プロセスCPUの内蔵EthernetポートでシンプルCPU通信機能を使用可能です*7
- *7.二重化システムで使用する場合は、CPU内蔵Ethernetの通信異常は系切替え要因の対象とはなりませんが、プログラムによる系切替え対応は可能です。
プログラム例は「 MELSEC iQ-R CPUユニットユーザーズマニュアル(応用編)(SH-081224)」をご参照ください。 - *8.CPU内蔵Ethernetポートとの通信のみ対応しています。
シンプルCPU通信機能の接続機器一覧
Ethernet接続
| 接続元 | 接続対象機器 |
|---|---|
| プロセスCPU内蔵Ethernet | MELSEC iQ-Rシリーズ(CPU内蔵Ethernet) |
| MELSEC iQ-Fシリーズ(CPU内蔵Ethernet) | |
| MELSEC-Qシリーズ(CPU内蔵Ethernet) | |
| MELSEC-Lシリーズ(CPU内蔵Ethernet) | |
| SLMP対応機器(QnA互換3Eフレーム) | |
| MELSEC-A/AnSシリーズ(Ethernetインタフェースユニット経由) *9 | |
| MELSEC-Fシリーズ(Ethernetブロック・アダプタ) *9 | |
| RJ71EN71 | MELSEC iQ-Rシリーズ(CPU内蔵Ethernet、Ethernetインタフェースユニット経由) |
| MELSEC iQ-Fシリーズ(CPU内蔵Ethernet) | |
| MELSEC-Qシリーズ(CPU内蔵Ethernet、Ethernetインタフェースユニット経由) | |
| MELSEC-Lシリーズ(CPU内蔵Ethernet、Ethernetインタフェースユニット経由) | |
| SLMP対応機器(QnA互換3Eフレーム) | |
| MELSEC-A/AnSシリーズ(Ethernetインタフェースユニット経由) *10 | |
| MELSEC-Fシリーズ(Ethernetブロック・アダプタ) *10 | |
| オムロン CS/CJシリーズ(FINS) | |
| キーエンス KVシリーズ(SLMP:QnA互換3Eフレーム) | |
| パナソニック FP2SH/FP7シリーズ(MEWTOCOL) | |
| 安川電機 MP3000シリーズ/MP2000シリーズ(拡張MEMOBUS) | |
| 横河電機 FA-M3シリーズ(パソコンリンク) | |
| MODBUS®/TCP対応機器(MODBUS®/TCP) | |
| 富士電機 MICREX-SXシリーズ(ローダコマンド) *11 | |
| ジェイテクト TOYOPUCシリーズ(コンピューターリンク) *11 | |
| Siemens S7シリーズ(S7 Communication) *11 |
- *9. 対応バージョン“34”以降
- *10. 対応バージョン“39”以降
- *11. 対応バージョン“42”以降
シリアル接続
| 接続元 | 接続対象機器 |
|---|---|
| RJ71C24 | MELSEC-A/AnSシリーズ(CPU内蔵COM) |
| MODBUS®(RTU)対応機器(MODBUS®) *12 | |
| MODBUS®(ASCII)対応機器(MODBUS®) *12 |
*12. 対応バージョン“15”以降
Webブラウザから二重化システムを簡単診断・モニタ
- プロセスCPU内蔵のWebサーバ機能を使うと、お客様による作画は不要で、パソコンやタブレットのWebブラウザからCPU診断やデバイス一括モニタ *13 が可能です
- エンジニアリングソフトウェアGX Works3を接続しなくても、トラブル発生時の一次診断が簡単にできます
- 診断画面では、接続先の系をメニューから選択して切り替えることができます
- 現在接続しているプロセスCPU(二重化モード)の系(A系orB系)の情報、および制御/待機状態、運転モードなどを確認できます
- 「ユーザWebページ作画ツール」では用意された各図形部品を自由に配置することで、お客様の独自のイメージを簡単に実現できます *14
-
*13.
以下URLより、「システムWebページ」を無償でダウンロードいただけます。
www.MitsubishiElectric.co.jp/fa/ref/ref.html?k=plcr&lib=web_server_function_rnpcpu -
*14.
以下URLより、「ユーザWebページ作画ツール」を無償でダウンロードいただけます。
www.MitsubishiElectric.co.jp/fa/ref/ref.html?k=plcr&software=user_webpage_design_tool
- トラッキング通信不可や系切替えが発生した際などにメッセージを表示し、システムの状態が一目で把握できます
プロセスCPUユニット/SIL2プロセスCPUユニット性能仕様
LD :ラダーダイアグラム ST :ストラクチャードテキスト FBD :ファンクションブロックダイアグラム SFC :シーケンシャルファンクションチャート
| 項 目 | R08PCPU | R16PCPU | R32PCPU | R120PCPU |
|---|---|---|---|---|
| 演算制御方式 | ストアードプログラム繰返し演算 | |||
| 入出力制御方式 | リフレッシュ方式(ダイレクトアクセス入出力(DX、DY)の指定によりダイレクトアクセス入出力可) | |||
| プログラム言語 | LD ST FBD SFC | |||
| プログラミング拡張機能 | ファンクションブロック(FB)、ラベルプログラミング(システム/ローカル/グローバル) | |||
| プログラム実行タイプ | 初期実行タイプ *15 、スキャン実行タイプ *15 、定周期実行タイプ、イベント実行タイプ *15 、待機タイプ *15 | |||
| 入出力点数[X/Y] [点] | 4096 | 4096 | 4096 | 4096 |
| コンスタントスキャン [ms] (スキャンタイムを一定にする機能) |
0.2~2000
(0.1ms単位で設定可能) |
|||
| メモリ容量 | ||||
| プログラム容量 [ステップ] | 80K | 160K | 320K | 1200K |
| プログラムメモリ [バイト] | 320K | 640K | 1280K | 4800K |
| デバイス/ラベルメモリ(ECC対応) *16 [バイト] | 1188K | 1720K | 2316K | 3380K |
| データメモリ [バイト] | 5M | 10M | 20M | 40M |
| 命令処理時間 | ||||
| LD命令 [ns] | 0.98 | 0.98 | 0.98 | 0.98 |
| MOV命令 [ns] | 1.96 | 1.96 | 1.96 | 1.96 |
| E+命令(浮動小数点加算) [ns] | 9.8 | 9.8 | 9.8 | 9.8 |
| ST言語 IF命令 *17 [ns] | 1.96 | 1.96 | 1.96 | 1.96 |
| ST言語 FOR命令 *17 [ns] | 1.96 | 1.96 | 1.96 | 1.96 |
| PC MIX値 *18 [命令/µs] | 419 | 419 | 419 | 419 |
| 周辺機器接続ポート | ||||
| USB2.0 High Speed(miniB) | ● | ● | ● | ● |
| Ethernet(100BASE-TX/10BASE-T) | ● | ● | ● | ● |
| メモリインタフェース | ||||
| SDメモリカード | ● | ● | ● | ● |
| 拡張SRAMカセット | ● | ● | ● | ● |
| 安全規格 | ||||
| IEC 61508 SIL 2 | ─ | ─ | ─ | ─ |
| 機能 *19 | ||||
| 多重割込み機能 | ● | ● | ● | ● |
| 標準PID制御機能 | ● | ● | ● | ● |
| プロセス制御機能 | ● | ● | ● | ● |
| データロギング機能 | ● | ● | ● | ● |
| セキュリティ機能 | ● | ● | ● | ● |
| ユニット間同期機能 *20 | ● | ● | ● | ● |
| SLMP通信機能 | ● | ● | ● | ● |
| オンラインユニット交換 | ● | ● | ● | ● |
| シンプルCPU通信機能 *21 | ● | ● | ● | ● |
| Webサーバ機能 | ● | ● | ● | ● |
| 項 目 | R08PSFCPU-SET *22 | R16PSFCPU-SET *22 | R32PSFCPU-SET *22 | R120PSFCPU-SET *22 |
|---|---|---|---|---|
| 演算制御方式 | ストアードプログラム繰返し演算 | |||
| 入出力制御方式 | リフレッシュ方式(ダイレクトアクセス入出力(DX、DY)の指定によりダイレクトアクセス入出力可) | |||
| プログラム言語 | LD ST *15 FBD *15 | |||
| プログラミング拡張機能 | ファンクションブロック(FB)、ラベルプログラミング(システム/ローカル/グローバル) | |||
| プログラム実行タイプ | 初期実行タイプ *15 、スキャン実行タイプ *15 、定周期実行タイプ、イベント実行タイプ *15 、待機タイプ *15 | |||
| 入出力点数[X/Y] [点] | 4096 | 4096 | 4096 | 4096 |
| コンスタントスキャン [ms] (スキャンタイムを一定にする機能) |
0.2~2000
(0.1ms単位で設定可能) |
|||
| メモリ容量 | ||||
| プログラム容量 [ステップ] | 80K *23 | 160K *23 | 320K *23 | 1200K *23 |
| プログラムメモリ [バイト] | 320K | 640K | 1280K | 4800K |
| デバイス/ラベルメモリ(ECC対応) *16 [バイト] | 1178K | 1710K | 2306K | 3370K |
| データメモリ [バイト] | 5M | 10M | 20M | 40M |
| 命令処理時間 | ||||
| LD命令 [ns] | 0.98 | 0.98 | 0.98 | 0.98 |
| MOV命令 [ns] | 1.96 | 1.96 | 1.96 | 1.96 |
| E+命令(浮動小数点加算) [ns] | 9.8 | 9.8 | 9.8 | 9.8 |
| ST言語 IF命令 *17 [ns] | 1.96 | 1.96 | 1.96 | 1.96 |
| ST言語 FOR命令 *17 [ns] | 1.96 | 1.96 | 1.96 | 1.96 |
| PC MIX値 *18 [命令/µs] | 419 | 419 | 419 | 419 |
| 周辺機器接続ポート | ||||
| USB2.0 High Speed(miniB) | ● | ● | ● | ● |
| Ethernet(100BASE-TX/10BASE-T) | ● | ● | ● | ● |
| メモリインタフェース | ||||
| SDメモリカード | ● | ● | ● | ● |
| 拡張SRAMカセット | ● | ● | ● | ● |
| 安全規格 | ||||
| IEC 61508 SIL 2 | ● | ● | ● | ● |
| 機能 *19 | ||||
| 多重割込み機能 | ● | ● | ● | ● |
| 標準PID制御機能 | ● | ● | ● | ● |
| プロセス制御機能 | ● | ● | ● | ● |
| データロギング機能 | ─ | ─ | ─ | ─ |
| セキュリティ機能 | ● | ● | ● | ● |
| ユニット間同期機能 *20 | ─ | ─ | ─ | ─ |
| SLMP通信機能 | ● | ● | ● | ● |
| オンラインユニット交換 | ● | ● | ● | ● |
| シンプルCPU通信機能 *21 | ─ | ─ | ─ | ─ |
| Webサーバ機能 | ─ | ─ | ─ | ─ |
- *15.安全制御プログラムでは使用できません。
- *16拡張SRAMカセットを装着することにより、デバイス/ラベルメモリエリアを拡張できます。
- *17.ST言語のIF文、FOR文などの制御構文は、複数の命令を組み合わせて実現しており、条件に応じて処理時間が加算されます。
- *18.1µsで実行する基本命令やデータ処理などの平均命令数です。数値が大きいほど処理速度が速いことを示します。
- *19.メモリダンプ機能、リアルタイムモニタ機能は使用できません。
- *20.ユニット間同期機能は二重化モードでは使用できません。
- *21.シンプルCPU通信機能の接続機器一覧は「シンプルCPU通信機能の接続機器一覧」をご参照ください。
- *22.SIL2プロセスCPUユニット(R□PSFCPU)とSIL2機能ユニット(R6PSFM)のセット品でのみお求めいただけます。
- *23.安全制御プログラム用に40Kステップのプログラム容量が割り付けられています。
二重化機能ユニット性能仕様
| 項 目 | R6RFM |
|---|---|
| 通信ケーブル | 光ファイバーケーブル(マルチモードファイバー) *24 |
| レーザクラス | クラス1 レーザ製品(JIS C 6802:2014、IEC 60825-1:2014) |
| 最大ケーブル長 [m] | 550(コア外径50µm時) |
| トラッキング転送容量 [ワード] | 1M |
- *24. 三菱電機システムサービス株式会社製 光ファイバーケーブルについては こちら をご参照ください。