圧縮で失われる音の立体感
デジタル放送の音は、送信時に圧縮されることで、高域情報や位相情報など様々な情報が失われています。これによって、オリジナルの音源が持っていた音の立体感や空気感が損なわれ、「人工的な」「臨場感のない」音になってしまうのです。
DIATONE HDは、この失われた音成分を予測補間することで、失われた立体感や空気感を再現する技術です。
「あるべき音」を予測・補間
高域情報を補間・再現する技術は他にもありますが、DIATONE HDが優れているのは、高音域だけではなく全音域にわたって、あるべき音の姿を予測して復元できる技術だということです。これにより、音の輪郭や立体感まで再現できるのです。また、空間を示すステレオ情報を再現することによって、物の位置関係や空気感までクリアによみがえらせることができます。