電力システム製作所 電力ICTセンター

ソリューション紹介

BUSINESS

カーボンニュートラルマルチリージョンEMS

複数拠点間における再エネ融通の最適化で、脱炭素経営をサポート

近年、企業に対しても再エネ100%やCO2削減を求める声が日を追うごとに増えています。グローバルの先進企業が牽引する EnergyTag※1をはじめとするイニシアチブでは、1時間または30分単位での再エネ調達量と電力消費量を一致させる運用が推進されています。こうした流れの中で、三菱電機では、30分単位で工場などの複数拠点間における再エネ由来電力の融通を最適化し、企業の脱炭素化を支援する「マルチリージョンEMS※2」を開発しています。今後、クラウドサービス型ソリューションとして提供を開始する予定です。

※1 当社は2022年3月にEnergyTagの支援団体に加盟
※2 正式名称:マルチリージョン型デジタル電力供給システム

「マルチリージョンEMS」のイメージ

三菱電機が提供する価値

顧客

本サービス利用者は、各拠点、企業単位での再エネニーズや脱炭素化に向けた確実な計画策定とその実現に向けた環境価値の見える化を進めることが可能となります。また、システムデータを活用することで、各拠点、各企業におけるSDGsへの対応を社内外に説明することができるようになります。

ステークホルダー

本サービスへの参加者が増えることで、各企業間でのサプライチェーン全体に亘ってカーボンニュートラルに向けた活動が強化され、脱炭素ドミノの実現を促進します。

社会

各拠点、企業単位での再エネ活用や環境価値向上に向けた活動を支援することで、グローバルレベルでのカーボンニュートラルの実現に貢献します。

システムの特長

電力需給管理システムで培ったノウハウをベースとして、環境価値の管理機能を新規に開発しました。
最適なプランニングを提案します。

1. 分散した電力を優先拠点に融通し、集中的に再エネ化

再エネの”地理的” ”時間的”偏在性の解決

拠点単位で脱炭素化目標の達成支援

2. 再エネを最適運用することで無駄なく活用

高精度な発電量予測

電力需要予測、蓄電池容量、環境価値証明書の価格等を考慮し、
「自己拠点内での消費」「蓄電池への充電」等の組合せを30分単位で最適化

3. 再エネ価値を30分単位で算出、透明性の高い運用が可能

将来の炭素税導入や世界の動向を踏まえ、30分単位で電力の再エネ価値を算出

再エネ価値をきめ細かくトラッキングでき、透明性の高い運用が可能

コーポレートPPAや環境証書購入などの再エネ調達手法にも対応

SDGsへの貢献

エネルギーをみんなに
そしてクリーンに

カーボンフリーな電力をそれぞれの拠点に各確実に供給します。

つくる責任
つかう責任

各地点の電力がどこかでどのような手段で供給されるかを確実にトラッキングします。

気候変動に
具体的な対策を

各拠点や地域ごとの活動がグローバルレベルでのカーボンニュートラルに連携します。

パートナーシップで
目標を達成しよう

クラウドサービスに参加することで多くの企業や拠点がお互いのニーズを交換し、最適な電力需給を実現します。

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