執行役社長 杉山 武史 執行役社長 杉山 武史

2018年度(2019年3月期)の景気は、米国では堅調な拡大が続いた一方、中国ではやや減速しました。また、日本や欧州では総じてみれば緩やかな回復基調で推移したものの、足元では輸出や生産など一部に減速感がみられました。為替については、対米ドルでは前年度並みとなり、対ユーロをみると8月以降は円高基調で推移しました。

かかる中、三菱電機グループは、これまでの事業競争力強化・経営体質強化に加え、自らの強みに根ざした成長戦略の推進に、従来以上に軸足を置いて取り組んでまいりました。

この結果、2018年度の売上高は、前年度比2%増収の4兆5,199億円、営業利益は、前年度比11%減益の2,904億円(営業利益率6.4%)となりました。

継続的に達成すべき経営指標(ROE10%以上、借入金比率15%以下)の達成とともに、2020年度成長目標(連結売上高5兆円以上、営業利益率8%以上)の達成とその後の成長持続に向け、引き続き、各種施策に取り組んでまいります。

三菱電機グループは、企業理念及び7つの行動指針に基づき、CSRを企業経営の基本として活動しております。環境問題や資源・エネルギー問題等の社会課題に対し、製品・システム・サービスを組み合わせたソリューションの提供に取り組み、「持続可能性と安心・安全・快適性の両立」をはじめとする価値創出を、ライフ、インダストリー、インフラ、モビリティの4つの領域において、より一層推進してまいります。

また、価値創出の推進にあたっては、「バランス経営」の3つの視点(「成長性」「収益性・効率性」「健全性」)に基づきつつ、経営基盤(顧客との繋がり、技術、人材、製品、企業文化等)の強化とあらゆる連携の強化による「技術シナジー・事業シナジー」の進化に加え、事業モデルの変革を進めてまいります。

株主・投資家の皆さまにおかれましては、引き続きご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

2019年6月

執行役社長

杉山 武史

企業理念

三菱電機グループは、
技術、サービス、創造力の向上を図り、
活力とゆとりある社会の実現に
貢献する。

7つの行動指針

  1. 信頼
    社会・顧客・株主・社員・取引先等との高い信頼関係を確立する。
  2. 品質
    最良の製品・サービス、最高の品質の提供を目指す。
  3. 技術
    研究開発・技術革新を推進し、新しいマーケットを開拓する。
  4. 貢献
    グローバル企業として、地域、社会の発展に貢献する。
  5. 遵法
    全ての企業行動において規範を遵守する。
  6. 環境
    自然を尊び、環境の保全と向上に努める。
  7. 発展
    適正な利益を確保し、企業発展の基盤を構築する。