ワスヴィッキ サダオ 写真

グローバル人財インタビュー

国籍を超えて一人ひとりと向き合い
真のグローバル人財を目指す
大学・外国語学部卒ワスヴィッキ サダオ
  • 自動車機器
  • 営業(本社・支社)

CAREER
誰もが平等に扱われる環境で、
成長を実感しています。 

2012年
3回の日本への留学を経て、母国・スウェーデンの大学を卒業
2013年
4月 三菱電機へ入社
6月 三田製作所 営業部へ配属、自動車エンジン部品の工場営業を担当
2019年
9月 車室内インフォテイメント部品の工場営業を担当
2022年
10月 ADAS(先進運転支援システム)製品の工場営業を担当
2023年
8月 自動車機器事業本部 戦略事業開拓室 事業企画部へ異動
現在、他社協業やM&Aの企画・戦略策定・推進等を担当

母の祖国・日本に心惹かれて

母は日本人、父はノルウェー人なのですが、私は生まれも育ちもスウェーデンです。高校時代、なんとなく母の祖国である日本へ留学したのですが、そのときに「自分にはこの国が合うな」と感じました。食べものがおいしくて人もやさしく、またアニメなど日本のエンターテインメントに惹かれたからです。その後、スウェーデンの大学に進学してプログラミングなどを学んでいましたが、東洋学部の日本語学科に転籍し、日本には3回留学しました。

日本での就職の夢を叶える

すっかり心惹かれていた日本に住むために就職活動を開始。三菱電機は、スウェーデンでも名は通っているものの、詳しくは知りませんでした。しかし、就活セミナーを通じて、グローバルに幅広い事業を展開していることに魅力を感じて応募。語学力やヨーロッパの文化を知っていることをアピールし、無事に内定をいただきました。配属は自動車機器事業本部の開発・生産拠点である三田製作所の営業部。想像していなかった部署への配属に、挑戦の気持ちが掻き立てられました。

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自動車機器のスペシャリストへ

配属後は部内ローテーションをしながら、EGRバルブやターボチャージャー用アクチェーターなどのエンジン部品、ヘッドユニットやディスプレイなどのインフォテイメント製品、ドライバーモニタリングシステムやHDL(高精度ロケータ)などのADAS製品といったように、多岐にわたる事業に従事しました。業務内容としては、一般的な営業の仕事とはイメージが違い、国内外の支社や販売会社を通じたお客様との商談に対し、生産工程や価格戦略など、全体の管理がメインでした。

絶好の成長機会となった異動

現在の所属は、戦略事業開拓室事業企画部です。主な担当業務は、当社自動車機器事業における他社との協業やM&Aの企画・戦略策定・推進、他の事業本部及び他社との連携窓口活動、既存事業の事業企画など。事業ポートフォリオの戦略転換に伴う施策など、経営に直結する重要な役割を担っていると感じています。大変なのは、仕事内容そのものがこれまで担当してきた仕事と大きく異なり、専門用語から各種意思決定プロセス、事業経営の考え方等、一から学ぶことが多いこと。その分、仕事の幅が広がり成長を実感できています。

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自分次第で活躍の
フィールドが広がる

三菱電機の一番の魅力は、やはりグローバルかつ幅広いビジネス分野で活躍できることです。自動車機器事業だけでも取り扱う製品の種類が非常に多く、欧州はもちろん、アジアや北米、中南米などにも事業展開しています。意欲とチャレンジ精神さえあれば、海外とも関わるスケールの大きな仕事ができる環境です。また、自分にない知識を、グループ内でその分野の専門家から得られることは、刺激になるとともに強くやりがいを感じます。

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価値観は、
国ではなく人それぞれ

日本に移住して11年目。不自由を感じたことはほとんどありませんが、強いて言うなら日本語です。三菱電機では、良くも悪くも外国人は他の日本人従業員と同等もしくはそれ以上を期待されます。ただ、言葉の壁にぶつかるのは外国人として仕方のないこと。挫けず地道な努力を続けるしかありません。母国との文化的違いも色々ありますが、結局は同じ国でも人の価値観は十人十色。仕事をするうえでは、一括りにせず、極力それぞれの人を見るようにしています。

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さらなる自己成長と
社会貢献を目指して

これまで多くの人と出会い、様々なスキルや知識を身につけ、社会人として成長することができたと思います。三菱電機は、自分の成長はもちろん、事業を通じて社会貢献できる機会も多い会社です。今後もこれまでに経験していない事業を担当してさらに成長し、国内外問わず多くの人に頼られ、組織・事業、ひいては社会をより良いものに変えていけるリーダーになりたいです。

記事、所属・役職及び写真は取材当時のものです。