三菱電機の独自技術

独自の技術で地球環境と周辺環境に配慮しています

豊富な納入実績

当社三菱UPSは1964年から市場に納入を開始し、データセンターや金融機関などに現在までに延べ400万kVA、3万台超の実績があります。高信頼性電源を必要とするユーザから評価され、国内製造メーカのシェアでは1994年から2016年まで22年連続トップシェア(電気日日新聞集計結果)の豊富な納入実績(10kVA以上)を得ております。

独自の技術で高効率を実現

三菱電機が開発した、CSTBT※1(トレンチ構造+電荷蓄積形)方式の新世代低損失IGBT※2を採用。業界トップクラスの高効率※3を実現しています。さらに新登場のMELUPS 9900Sシリーズには、独自に開発したSiC※4パワーモジュールを採用。装置最高効率98%という高性能を実現しました。

  • ※1Carrier Stored Trench-Gate Bipolar Transistor
  • ※29800G、9300B、2031C(第7世代)/9800E(第6世代)
  • ※39800E/500kVAにおいて97%、9900S/500kVAにおいて98%
  • ※4Silicon Carbide(炭化ケイ素)=シリコンと炭素を1:1で結合した化合物

SiCパワーモジュール

新第7世代IGBTモジュール

高力率・高調波レスPWMコンバータ

交流入力電圧と交流入力電流を同位相に制御することにより、電源側への高調波電流を一掃するだけではなく、UPS入力電源側設備(変圧器・遮断器・ケーブル・力率改善用コンデンサなど)の大幅な低減が可能となります。

高力率負荷への対応※5

サーバなどの高力率負荷に対し、ワンランク上の容量をディレーティングして使用する必要がなく、システム導入コストを削減できます。

  • ※5力率1.0対応機種:9800E(1000kVAは除く)、9800G、9900S、9300B

長寿命部品の採用※6

  • ※6MPC方式高圧/低圧瞬低補償装置を除く

冷却ファン、電解コンデンサなどに長寿命部品や長寿命設計技術を採用。主要部品の大幅なロングライフ化により、ランニングコストの削減を実現しました。
2011D、2133Cの装置寿命は10年、それ以外の機種の装置寿命は15年です。

小型・軽量化※7による搬入・据付時の改善

従来のスイッチング損失の少ない高耐圧IGBTの採用に加え、新たにSiCパワーモジュールを製品化し、更なる小型化及び軽量化を実現。搬入時の寸法・重量制限対策や床耐荷重補強を大幅に改善しました。

  • ※79900S 500kVAにて、当社9800Eと比較し、設置面積約20%、質量約18%削減

年間電力量料金の低減※8

UPSの高効率化により、年間電力量料金の低減を実現しました。

  • ※89900Sにて、システム容量1000kVA(900kW)で600kVA負荷にて年間約82万円の削減。
  • 9900Sにて、システム容量1000kVA(900kW)で負荷率30%にて年間約105万円の削減。
    (当社9800E比較。1年間連続運転、15円/kWhでの試算)

空調負荷の低減※9

UPSの高効率化により、空調設備台数の削減や空調設備の電力量料金の削減を実現しました。

  • ※99900Sにて、装置容量500kVA(定格負荷時)で発生熱量を約3/4に削減(当社9800Eとの比較)