発電プラント計装制御システム

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適用例

ハードウェア構成盤のDCS化

老朽化が進む発電所の抱える課題を、時間とコストを抑えつつ解決
今後も活躍できる発電所へと生まれ変わらせる

ハードウェア回路で制御盤を構成している火力発電所では、運用期間に比例して老朽化が進み、定期的に機器を交換する必要があります。しかし、運用が長期にわたると機器・部品の生産中止品が増え、代替品の選定や配線変更・確認試験などに時間を割かねばなりません。MELSEP5Gならブロック図をそのままソフトウェア化しソフトウェア制御へスムーズに移行可能です。また、変換器盤やリレー盤が不要となり、メンテナンス性が向上し省スペース化も可能です。

ブロック図エディタで、作業時間を抑えて
スムーズにハードウェア制御からソフトウェア制御へ

ブロック図エディタなら、既設のハードウェア回路の製作時に作成したブロック図をエディタに転用することでソフトウェア化することが可能です。また、ソフトウェア化ではプログラム製作が不要となり、ソフトウェア製作コストを抑えることができます。

問題点の早期特定が可能となり、
運用保守の様々なコスト削減に貢献します

ソフトウェア化により中央監視室から、現場の遠隔監視が可能です。システムモニタ、ロジックモニタ、高速トレンドとあわせてハードウェア・ソフトウェアともにトラブルの原因を早期に特定することができるため、運用・メンテナンスにかかる作業時間を削減できます。

ユニバーサルデザインを採用した監視操作画面が、
操作性・視認性を大きく改善します

監視操作画面に、操作方法や表示項目が直感的にわかりやすいユニバーサルデザインを採用することで、システム更新や操作担当者の変更などがあった際でもスムーズに移行できます。

ブロック図エディタ

エンジニアリングツールでブロック図を製作・編集できる機能です。さらに、ブロック図画面での制御状態モニタ、パラメーター調整が可能です。そのため、ブロック図と制御プログラムの同一性による品質向上が可能となります。

システムモニタ機能

システム上の故障部位の特定及びエラー解析のため、CPU・ネットワーク・PIO・電源等の異常をOPS/エンジニアリングツールで監視できるようにしたものです。
従来機種よりも詳細なエラー内容を表示し、エラー原因調査に必要なトレース情報も表示できます。

ロジックモニタ機能

OPSの警報一覧画面や系統図画面から関連する制御装置のロジックを簡単に開くことができ、オンラインで制御ロジックをモニタリングすることができます。また、シンボルの出力を「現在値」または「入力設定した値」で固定でき、さらに、パラメータチューニングも行うことができます。

高速トレンド機能

制御装置内部の演算周期毎のアナログ・デジタルデータを高速データ収録装置に収集・蓄積し、トレンド表示を行います。
また、トリガ点を設定することで、その前後のアナログ・デジタルデータが自動保存され、プラントトリップ時等の解析に使用することができます。

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