暗号技術

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セキュリティLSI開発用 暗号アルゴリズムIP

三菱電機株式会社では、暗号機能を内蔵したセキュリティLSI開発用の設計情報:
IP(Intellectual Property)の技術供与を行っております。

開発の背景と概要

現代のネットワーク社会では、インターネットや携帯電話、DVD(Digital Video Disc)、ICカードなど様々なところで暗号機能を持ったLSIが使われ始めています。しかし、このようなセキュリティLSIを開発するには、現代の高度な暗号アルゴリズムを理解するだけでなく、小型高速処理のための実装ノウハウが必要であり、開発期間や費用面での問題がありました。暗号機能をブロックとしてIP化し、ブラックボックスとして利用することができれば、セキュリティLSIを短期間で開発する有効な手段となります。

三菱電機では、MISTY※1やNTT情報流通プラットフォーム研究所と共同開発した暗号アルゴリズムCamellia※2などのIPを、当社が長年にわったて培った暗号技術の経験を生かして使いやすくコンポーネント化し、安価なライブラリとして提供しています。

特徴

種々の製品への対応が可能

IPは、LSI開発の業界標準となっている米国Synopsys製Design-Compiler用ライブラリの形態で提供しますので、LSI製造プロセスに依存せず、開発効率を向上させることができます。また、用途に応じて基幹系ネットワーク装置にも対応できる高速版IPや、携帯電話/情報端末、ICカードに最適な超小型版IPなど、様々なIPを用意します。さらに、お客様の設計に合わせてカスタマイズやコンサルティングなども承ります。

最新暗号技術のサポート

Camellia、AES※3などの最新128bit共通鍵ブロック暗号技術を提供します。

小型・高速処理

当社が世界に誇る暗号アルゴリズムのハードウェア実装技術により、小型・高速処理を可能にします。

評価版の提供

論理合成、タイミング/面積検証などにお使い頂ける評価版を提供します。


レパートリー

共通鍵暗号アルゴリズム

公開鍵暗号アルゴリズム

ハッシュ関数

  • ※1MISTY : 当社が1995年に発表した64bitブロックの共通鍵暗号アルゴリズムです。
  • ※2Camellia : NTT情報流通プラットフォーム研究所と当社が共同で開発した、次世代128bitブロックの共通鍵暗号アルゴリズムです。
  • ※3AES : 2001年度制定を目指している次世代の米国連邦政府標準暗号アルゴリズムです。
  • ※4DES : 1977年にアメリカ政府標準技術局(NIST)によって連邦情報処理基準に採用された共通鍵暗号アルゴリズムです。
  • ※5Triple-DES : 共通鍵暗号アリゴリズムDESを三重に適用するようにした方式です。
  • ※6RSA : Rivest、Shamir、Adlemanが1978年に発明した公開鍵暗号方式です。
  • ※7SHA-1 : 米国政府標準のハッシュ関数です。
  • ※8SHA-256 : 米国政府標準のハッシュ関数です。

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