保護継電器 リニューアル
機器も老朽化すると、外観は正常に見えても、突然故障したり、復旧に時間がかかったりします。
ぜひこの機会に、予防保全活動への取組みをご検討ください。「備えあれば憂いなし」です。
製品の状態はいかがですか？
現状設備の「安定稼働」・「予防保全」から「生産性向上」・「省エネ」、さらに設備の「見える化」・「安全対策」までを目標とするリニューアル製品をご提案します。当社はお客様の設備リニューアルを強力にサポートします。
更新例
マルチリレー（MP11）は1998年の発売開始から15年以上が経過しています。
MP11は2006年に生産中止いたしましたので、現行機種MP11Aへの更新をお願いいたします。
MP11は19機種ありましたが、MP11Aでは7機種に削減しています。制御機能の有無を選択できます。
制御機能有りの場合はMP11Aの機種名の①を“1”に、不要の場合は“0”としてください。
マルチリレー（MP11）のリニューアルメリット
交換が容易です！
奥行きが３ｍｍ厚くなっている他は、寸法の変更はありません。このため、盤扉の穴あけ寸法の変更無く交換ができます。
盤扉へはMP11と同じく専用のアダプタで取り付けます。
誤操作の防止が可能です！
- MP11Aでは遮断器操作部と設定・テスト部分で保護カバーを分割しました。
設定変更時、リレー試験時に遮断器操作スイッチが露出されません。 - MP11Aは表面に「＜ ＞」スイッチを設け、モードの切り替えを実施できます。
端子台の脱着が可能です！
MP11Aでは端子台を脱着式としました。
リレー試験等での取り外しが容易となります。
両端のネジを緩めることで、端子台の取り外しが可能です。
（ただし、電流入力部の短絡はできません。）
暗がりでも表示が見やすくなりました！
高輝度バックライト付のSTNタイプLCDを採用しました。
表示の視認性を向上しています。
各種仕様に対応できます
その他MP11Aでは
- 3×CT構成へ対応しました。
- 制御機能有無の選択を可能としました。
- 従来と同じくトランスデューサ、B/NET、CC-Linkに対応できます。
- パソコン設定機能も用意しています。
関連製品の同時更新をあわせておすすめします
関連製品（ZPD拡張ユニット（Z-T1）、EVT変換拡張ユニット（G-T1）、ZCT）の更新推奨時期も15年です。
同時更新をおすすめします。
注意
ACバックアップ電源（B-T1）をご使用の場合、更新推奨時期8年を過ぎたものは同時更新をお願いします。
老朽化による機器の更新時期
関連資料
三菱配電制御機器 更新のおすすめ保護継電器の生産終了品一覧と生産終了に伴うお知らせは、以下のページよりご確認ください。