ご存知の通り、近年、宇宙ビジネスは世界規模で民間企業の進出が急激に進み、現在とてもチャレンジングで活気のある業界の一つです。当社では、2011年には海外から受注した商用通信衛星の打ち上げに成功(！)し、2014年、2015年には続けて計2機の海外商用衛星を打ち上げ成功(！！)と、グローバルに事業を展開しています。
私は入社以来当社の宇宙事業に身を置き、開発から品質保証まで様々な立場から製品の開発に関わってきました。そんなある日、改めて業界のことや将来の自分のキャリアについて考えてみて、「海外宇宙関連プロジェクトに参加したいな〜。」と思ったのです。

きっかけは、そんな自分のマインドセットの些細な変化でした。

上司に海外赴任（OJT）や海外向けプロジェクトに興味があることを伝えたところ、「ボストンのMERLに赴任してスキルアップしてみてはどうか。」と今回の赴任のお話をいただいたのです。

MERLは海外に2箇所ある当社の研究所の1つで、最適化、制御、信号処理、および人工知能等において、応用志向の基礎研究と応用研究、開発を行っています。
当社の次世代、次々世代製品のフィージビリティ研究を行うのはもちろん、研究成果を世界に公開し、世界中の研究コミュニティと協力するオープンラボとして社会に貢献しています。