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HISTORY

宇宙ステーション補給機
「こうのとり」の歴史

ランデブ・ドッキング技術開発から、「こうのとり(HTV)」初号機打ち上げまで約30年。
開発者たちの絆が歴史を変えた、日本初の宇宙ステーション補給機「こうのとり(HTV)」
その挑戦と、進化の軌跡を振り返ります。

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  • 1979年

    ランデブ・ドッキング技術の調査研究

    海外技術動向調査及びランデブシミュレータにより宇宙船の操縦方法を確認
    航空宇宙技術研究所(NAL・現JAXA)のランデブ・ドッキングシミュレーションシステム
  • 1987年

    ランデブ・ドッキングシステムの研究開発

    ランデブ・ドッキングに必要な搭載センサ・ドッキング機構・誘導制御ソフトウエアの開発などを実施
  • 平成元年
  • バブル崩壊
  • 1994年

    再突入技術の実証

    軌道突入実験機
    「りゅうせい(OREX)」
    /再突入実験
  • 1995年

    • HTV概念設計開始
    • 宇宙実験・
      観測フリーフライヤー
      (SFU)打ち上げ
  • 阪神・淡路大震災
  • 1996年

    遠方ランデブ技術の実証

    SFUを宇宙の特定の位置まで動かして静止させ、若田宇宙飛行士の操縦するスペースシャトル搭載ロボットアームにより回収
  • 1997年

    • HTV開発開始
    • 近傍ランデブ・ドッキング技術の実証
      宇宙ロボットによる衛星自動捕獲技術の実証

      技術試験衛星VII型「きく7号」(ETS-VII)愛称「おりひめ・ひこぼし」打ち上げ
      世界初の完全自動ランデブ・ドッキングを実現
  • 1999年

    HTV基本設計審査
  • 2001年

    HTV基本設計審査その2
  • 2002年

    再突入・海上回収技術の実証

    次世代型無人宇宙実験システム USERS 宇宙機回収
  • 日本国際博覧会が愛知で開催
  • 2009年

    宇宙ステーション補給機
    技術実証機(HTV-1)打ち上げ
  • 2010年

    宇宙ステーション補給機(HTV)の愛称「こうのとり」と命名
  • 2011年

    HTV-2「こうのとり」
    2号機打ち上げ
    量産機として実用開始
  • 東日本大震災
  • 2012年

    HTV-3「こうのとり」
    3号機打ち上げ
    再突入データ収集装置i-Ballを搭載し、再突入データ取得
    3号機から国産スラスタ採用
  • 2013年

    HTV-4「こうのとり」
    4号機打ち上げ
    再突入データ収集装置i-Ballを搭載し、再突入データ取得
  • 2015年

    HTV-5「こうのとり」
    5号機打ち上げ
    宇宙ステーション(ISS)でのキャプチャ(捕獲)作業を日本人で初めて油井飛行士が担当
    「こうのとり」で生鮮食品を初めて輸送
  • 2016年

    • 熊本地震
    • HTV-6「こうのとり」
      6号機打ち上げ
      宇宙ステーション(ISS)の「命綱」バッテリーを6台運んだ(以降9号機まで継続輸送)
  • 2018年

    HTV-7「こうのとり」
    7号機打ち上げ
    小型回収カプセルを搭載、回収に成功
  • 2019年

    • 令和元年
    • HTV-8「こうのとり」
      8号機打ち上げ
      新型宇宙ステーション補給機「HTV-X」で使用する機器の事前実証を行なった
  • 2020年

    • 新型コロナウイルス世界的大流行
    • H-IIBロケット最終号機
    • HTV-9「こうのとり」
      9号機打ち上げ
      ISS-HTV間でWifi通信の技術実証
      「こうのとり」最後のミッションも成功で有終の美を飾る
    • HTV-9「こうのとり」
      9号機大気圏再突入
      ISSから分離後、大気圏に再突入し、その任務を終える
  • 2022年

    輸送システムへの活用

    新型宇宙ステーション補給機(HTV-X)
    初号機
    「こうのとり」後継機、宇宙ステーション(ISS)への補給を開始

    月・惑星探査への活用

    小型月着陸実証機(SLIM)
    月面へのピンポイント着陸技術を小型探査機で実現
    さらなる発展
    ゲートウェイへの補給、惑星間輸送への適用
    火星衛星探査計画(MMX)
    火星の探査及び火星衛星への着陸サンプルリターンを実現

そして未来へ。
挑戦はつづく。

画像提供:NASA,JAXA,ESA,J-spacesystems