IPM G1シリーズ

第7世代IGBT搭載IPM

IPM(Intelligent Power Module)は、IGBTチップの性能をより引き出すため専用の駆動回路を搭載し、自己保護(短絡、制御電源電圧低下、過熱)機能などを専用IC化した高機能モジュールです。IGBTチップの進化にあわせ、IPMも各種シリーズの展開をすすめています。従来品IPM L1シリーズから更なる低電力損失化、高機能化、小型化を図った“G1シリーズ”を新たにラインアップしました。

特長

  • CSTBT™※1構造を採用した第7世代IGBTとRFC※2構造を採用したダイオードの搭載により電力損失を低減し、インバーター機器の低消費電力化に貢献
  • 第7世代IGBTモジュール同様の新構造(樹脂絶縁銅ベース板)の採用と、はんだ付け部分の削減で、サーマルサイクル寿命が向上することによりインバーター機器の信頼性向上に寄与
  • 従来品の内蔵機能※3に加えて、スイッチング速度切替駆動、エラー識別機能搭載で、インバーター機器の電力損失の低減、設計時間の短縮に貢献
  • ※1:キャリア蓄積効果を利用した当社独自のIGBT
  • ※2:Relaxed Field of cathode
  • ※3:従来品 IPM L1シリーズはUV(制御電源電圧低下保護), SC(短絡保護), OT(過熱保護)を搭載

主な用途

  • モーションコントロール
  • 再生可能エネルギー
  • 電源・UPS

IPMご使用のメリット

低損失化技術

ラインアップ

ドキュメント

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FAQ

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