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進化の現場レポート進化の現場レポート

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Report-1 茂木・田植え体験&水辺の生きもの自然観察 2009年5月16日(土)開催

「田んぼのお話」のはじまりはじまり。
「田んぼのお話」のはじまりはじまり。
いっせいに田んぼの中へ。「うわー、歩きにくい〜」
いっせいに田んぼの中へ。「うわー、歩きにくい〜」
なかなかさまになってます。
なかなかさまになってます。
せっかく植えたのに抜いちゃダメダメ。
せっかく植えたのに抜いちゃダメダメ。
ゲロゲロ。
ゲロゲロ。
僕の捕まえたカエルあげる。
僕の捕まえたカエルあげる。
仁王立ちして田んぼを凝視。生きもの探しのやる気がムンムン!
仁王立ちして田んぼを凝視。生きもの探しのやる気がムンムン!
バイバイ、また会いに来るね。
バイバイ、また会いに来るね。
黙々・・。あと少しでゴールだ。黙々・・。
黙々・・。あと少しでゴールだ。黙々・・。
完成!一本ずつ心を込めて植えました。
完成!一本ずつ心を込めて植えました。

栃木県の南東部に位置し、美しい田園風景が広がる茂木町が田植え体験の舞台です。田植え体験教室は今回で2回目。茂木町に向かうバスの中からさっそく進化が。田植えと言えば、お米。お米といえば「食」です。リーダーの発案で、「田んぼのお話」と題した「食育」を意識したプチ講座が開かれました。「お茶碗1杯分のご飯は、お米何粒だと思う?」など、リーダーがクイズを交えながら米の収量に関するさまざまな知識や、田んぼの役割を説明。これから始まる体験に関係するいろんなことを自由に企画として取り入れる、それも野外教室の“味わい”です。(ちなみにクイズの正解は、「お茶碗1杯75gで3,300粒」です)

いよいよ田植え体験が始まると、苗をまっすぐに植えるのは意外と難しいことに気づきます。苗を倒してしまう子どもにお父さんがお手本をみせながら、コツを教える場面も。こうした時間を過ごすことは、親・子それぞれにとって貴重な経験になります。 次第に植えることに慣れてくると、みんなの会話の中心は自然と「秋の収穫」に。「豊かに実ってほしい」と願いながら、心を込めて苗を一つひとつ植えていきました。田んぼ一面に苗を植え終わるころには、中腰での作業の大変さも実感できます。お店でお米は買えてもしんどい経験は買えません。「農家の方々や食への感謝の気持ち」も、この野外教室で伝えたかったことの一つです。

小さな子どもたちは、田んぼに棲む生物にも興味津々。リーダーが指導しながら、カエルやおたまじゃくし、ゲンゴロウなどを捕まえ、じっくりと観察しました。ここではリーダーが準備した「ルーペ付きカップ」が大活躍。前回なかったことで悔しい思いをした反省が活かされました。

帰り際には、あちらこちらから、「楽しかった」「また来たい」という声が。自然のサイクルを体験するのも野外教室のテーマ。秋には稲刈りツアーも計画しています。その時には、この日の参加者の中から新しいリーダーも生まれていることでしょう。


Report-2 油山自然観察の森(福岡)・自然のひみつ教室 2009年5月22日(金)開催

集合〜。にぎやかな一日の始まりは対面式から。
集合〜。にぎやかな一日の始まりは対面式から。
初めはリーダーも少し緊張気味のオリエンテーション。
初めはリーダーも少し緊張気味のオリエンテーション。
へ〜、ナメクジの食べた後はギザギザなんだ。
へ〜、ナメクジの食べた後はギザギザなんだ。
沢の岩には大物が潜む・・・。
沢の岩には大物が潜む・・・。
アリジゴクを探せっ!
アリジゴクを探せっ!
それゆけ、手作りの笹舟!
それゆけ、手作りの笹舟!
苔むした切り株は、自然観察のハイライト。
苔むした切り株は、自然観察のハイライト。
ワーいるいる、サワガニだっ。
ワーいるいる、サワガニだっ。
活躍したグッズの数々
活躍したグッズの数々
ビンゴで楽しかった一日を振り返ります。
ビンゴで楽しかった一日を振り返ります。

会場となった「油山自然観察の森」は、湧き水が作る沢があり、生きものが豊かな森です。教室のゲストはかわいく元気いっぱいな子どもたち。九州支社近隣の保育園に通う園児さんたちです。

昨年の教室を振り返り、今回に活かすべきことがありました。それは臨機応変に、そして子どもを急かさないこと。設定した観察ポイントが多すぎると、ついつい全部を消化しなければいけないと、子どもを急かしてしまいがちですが、これでは不満が残ることを学びました。子どもが惹かれるものはまちまちですし、早く先に進みたい子、ゆっくり見たい子など性格もさまざま。偶然見つかった「おもしろーいもの」もじっくり観察し、逆に子どもが興味を示さないポイントはすぐに飛ばしてしまう、そんな臨機応変さは大事にすべき心構えの一つです。

園児たちはルーペを片手に森の中に入ると、すぐに色々なものに興味を見せ、特に小さな虫などを見つけては熱心に観察していました。このほか、アリジゴクなど名前を聞いたことがあっても日ごろ見ることのない生きものの観察や、沢での笹舟遊びなどを一緒に体験。自ら手を動かし、自然のものを使って何かを作る、これも今回取り入れた試みです。

苔むした切り株を触る体験は、私たちの教室の不動のハイライト。木が朽ちて分解され土になり、土に落ちた種が芽吹きまた木となっていく様子は特に大事なポイントです。製造業である当社は、資源循環に取り組まねばなりません。みつびしでんき野外教室を通して、自然の営み、循環をわかりやすく伝えることで、子どもたちが成長していくためのお手伝いができたら・・・・そんな気持ちを強くしました。

これまでリーダーは総務部門だけでしたが、今年度、人事、経理、営業部門からも誕生する予定です。一層パワーアップしたメンバーで、地域の皆さんに向け、当社にしかできない活動を提供していきたいと考えています。


事務局からのメッセージ
環境推進本部 企画グループ
磯貝 吉男
環境推進本部 企画グループ磯貝 吉男
ミズカマキリ
参加者の子どもとミズカマキリを見つけました。数十年来の再会に、日本の自然が豊かなことを実感したひとこま。

活動を開始した2006年当初はまさに手探りでした。環境への取り組み施策として事業所は受け入れてくれるのか、参加者のニーズはあるのか、伝えるべきメッセージを伝えることができるのかなどの不安を抱えてのスタートでした。リーダー養成講座を委託している日本野外生活推進協会さんの理念である「人間が環境に与える影響に気づき、行動する人の育成」が、素人の我々に本当にできるのかなど、半信半疑の面もあったように思います。

3年間を振り返ると、養成講座を巣立ったリーダーが、その理念を具体化すべく、各地区で特色あるテーマを探し、自然の循環や生命のはかなさ、共生といったメッセージを発信してくれるようになりました。リーダーの情熱や行動力に感化され、教室の運営をサポートしてくれる一般社員も出てきました。教室主催の面白さを知ったリーダーたちは、より自分が楽しみ、参加者を楽しませる工夫を重ねていきます。

教室の主催を通して感激したのは、お世話になっている幼稚園の先生から、今小学校3年生になったお子さん(当時の参加者)が、親と一緒にゴミの分別や無駄な廃棄をしないことを考えているといったお話をうかがったこと。これは当社の教室に参加したことがきっかけだったそうです。触れ合えたのは2時間程度でしたが、この活動が「環境のことを考える人づくり」の一翼を担えることを確信しました。

「みつびしでんき野外教室」は、参加者、主催者だけでなく、関係した多くの人々に笑顔をもたらす活動です。今後3年間で、活動地区を年間5つずつ拡大していくことを計画しています。今後も多くの方々のご理解とご支援をお願いし、より多くの地区で自然を通した笑顔が分かち合えるよう、無理せず継続していきたいと考えています。

【環境報告】環境教育・環境マインドの育成
【環境報告】環境マインドの育成

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