2009年5月に開催した「海の生きもの観察教室」で、初めて野外教室のリーダーを務めました。企画にあたって一番意識したのは、小さな子どもが大勢参加すること。「環境について学んでもらうのは当たり前。それ以上に、子どもと家族が楽しくコミュニケーションするような場にできたら・・・」そんな想いがありました。そのためにも、安全の確保は大前提。ケガや迷子を避けるために思いつく限りの対策をし、ご両親にも協力を呼びかけて、万が一の事態がないように努めました。
始まる前は、ちゃんとお子さんの興味をひけるように話ができるかどうかも不安でしたが、実際に話してみると、あまり多くのことを語る必要はないのだとわかりました。伝えるポイントを最小限に絞って話をするだけで、お子さんは自ら考えて、生きものの面白さや大切さに気づくことができます。大切なのは、そのように誘導することなのだと感じました。






