このページの本文へジャンプ

会社情報メニューへジャンプ

三菱電機サイト内共通メニューへジャンプ




ここからこのページまでのパンくずリストです。

ここまでパンくずリストです。


ここから本文です。

自然保護リーダーの声自然保護リーダーの声

印刷用ページへ

自然の尊さ、面白さ、驚きを、参加者一人ひとりに感じ、発見してもらうための手助けをするのが自然保護リーダーの役割です。デビューしたばかりのリーダーもいれば、経験豊かなリーダーもいます。ここでは、野外教室の企画で工夫していることや経験を通じて得たもの、今後の抱負などをご紹介します。

家族のコミュニケーションの場を提供したい

労働組合本社支部 高橋 隼

労働組合本社支部の野外教室

2009年5月に開催した「海の生きもの観察教室」で、初めて野外教室のリーダーを務めました。企画にあたって一番意識したのは、小さな子どもが大勢参加すること。「環境について学んでもらうのは当たり前。それ以上に、子どもと家族が楽しくコミュニケーションするような場にできたら・・・」そんな想いがありました。そのためにも、安全の確保は大前提。ケガや迷子を避けるために思いつく限りの対策をし、ご両親にも協力を呼びかけて、万が一の事態がないように努めました。

始まる前は、ちゃんとお子さんの興味をひけるように話ができるかどうかも不安でしたが、実際に話してみると、あまり多くのことを語る必要はないのだとわかりました。伝えるポイントを最小限に絞って話をするだけで、お子さんは自ら考えて、生きものの面白さや大切さに気づくことができます。大切なのは、そのように誘導することなのだと感じました。

子供も大人も、何度でも楽しめる授業を心がけています

九州支社 古川 麻苗

九州支社の野外教室

先にリーダー養成講座に参加していた方の話を聞いて、「楽しそう!やってみたい!」と思ったのが、リーダーになったきっかけでした。私自身、子を持つ親なので、野外教室のめざす理念に共感しました。当初は話すだけで精一杯でしたが、回数を重ね、教室を自分自身が楽しめるようになると、その気持ちに子どもたちもノッてくれているように感じ、スムーズに進めることができるようになりました。

九州支社の野外教室は、毎回「油山自然観察の森」で開催しています。この森は1度や2度の授業では語りつくせないほど豊かだから、親子ともに何度でも楽しんでもらえるよう、初めて参加する子ども向けの話と、保護者の興味をひけるような雑学を織り交ぜるなど、授業方法もひと工夫。初めは虫の触りかたも、乱暴だったり恐る恐るだったりする子どもたち。それでも、授業を通じてやさしい触りかたを学んでくれます。こうした学びを通じて、命の尊さを子供たちに伝えられるようなリーダーになりたいと思います。


授業のために学んだ知識が、自分の視点も変えてくれました

相模事業所 佐藤 真一

相模事業所の野外教室

私がリーダーとして心がけているのは、とにかくたくさんの情報を仕入れておくこと。テレビや学校の授業の影響で、子どもたちは大人が思うよりずっと自然について知っています。それに、こちらの話に対して、予想どおりに反応してくれるとも限りません。話が予想外の方向に展開したときでも、臨機応変に対処するために、「ネタ」はいくらあっても足りるということはないのです。

常に情報に対してアンテナをはっているせいか、最近は普段の生活の中でも、自然と花や樹木に目がいくようになりました。改めて見れば、日常のちょっとしたところに自然が転がっているものです。近所を歩いてみただけでも、植物の多さに驚かされます。

子どもたちから慕われる先生になれることはもちろんですが、知識や経験が増えることで、「これまで見過ごしてきたことにも気づける人になれる」ことも、この仕事の魅力なのだと思います。

学んだことをすぐに実践する子どもたちの姿を見ると嬉しくなります

中津川製作所 坂巻 昇

中津川製作所の野外教室

野外教室の意義は、子どもたちにありのままの自然を体験させて、自然の尊さや魅力に気づいてもらうこと。清流と深い森に囲まれたここ中津川市でも、それは同じです。

森や川を見慣れた子どもたちに、通り一遍の話をしても「ふうん、それで?」という顔をするだけですが「味覚体験」でその表情は一変します。森でとれた木の実を口にすると、子どもたちはとたんに目を輝かせて、「おいしい!」と大興奮。未知のものと出会って驚くその様子に、どんな野外教室だって味覚体験さえすればうまくいくのではないかと思うぐらいです。

味のほかにも、子どもたちが知らないことは多くあるため、しっかり予習をして教えるのがリーダーの仕事。時に教えたことを、すぐに実践している子供たちの姿を見ることがあります。「干潟の生きもの観察」に兄弟で参加していた子どもが、魚を素手で触って遊ぶ弟に「人間の体温は高いから魚がヤケドするぞ」と注意していたときには、「教室を開催した甲斐があった」と嬉しくなりました。

ここまで本文です。




このページの本文へジャンプ

会社情報メニューへジャンプ

三菱電機サイト内共通メニューへジャンプ