


2022.03.24
皆さま、初めまして。2021年8月から中国にある三菱電機(広州)圧縮機有限公司(略称:MGC)に勤務しています福田修也と申します。
私は2015年に三菱電機に入社し、和歌山県にある冷熱システム製作所に赴任しました。
冷熱システム製作所は、主にビルや工場で使われる業務用空調機や業務用冷凍機などを開発・製造している製作所で、私はそこで6年間、空調機・冷凍機の主要部品の一つである圧縮機の設計開発業務に携わってきました。
現在私が勤務しているMGCは、中国の広東省・広州市にある会社です。
広州市は広東省の中で最も人口が多い都市で、在住している日本人も多く、非常に住みやすい街です。
MGC外観
MGCは従業員数が約3,150人の会社で、主にチラーや冷凍機などの筐体に搭載される圧縮機を開発・製造しています。
私は海外OJT研修生として2021年8月からMGCで勤務し、主に外販(中国市場)向けスクロール圧縮機の開発業務および圧縮機用部品の原価低減業務に携わっています。
仕事の進め方や文化が日本とは全然違うため、不慣れな部分が多々ありますが、現地中国人スタッフの方々と密にコミュニケーションを取りながら、日々業務を進めています。
研修地である中国に来て、日本とは違うと感じたことを一つ紹介すると、中国では日本よりも、様々な物事に対して電子化が広く普及しているように感じました。
例えば買い物をした時の支払いについて、中国では電子決済によるキャッシュレス化が進んでおり、現状高齢者も含めてほとんどの人が「微信(Wechatpay)」や「支付宝(Alipay)」などのスマホアプリで支払いを済ませています。
他にも、中国への入国手続きやPCR検査結果の通知などもすべてスマホアプリ化して管理されており、お金の支払いも含めて、何事もスムーズに進めることができるため、今回の研修で初めて中国に来た私にとっても、非常に便利だと感じました。
今回は中国での仕事と生活について簡単に紹介させていただきましたが、次回は現在勤務しているMGCの特徴や業務の進め方など、主に仕事について詳しく紹介できればと思います。
このブログを通じて、私が感じた中国の文化を可能な限り伝えていければと思いますので、お読みいただければ幸いです。
それでは。谢谢、再见!