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渡辺由里子(ドイツ)
渡辺由里子
Yuriko Watanabe
Mitsubishi Electric Europe B.V. German Branch (MEU-GER)
2008
入社 本社 半導体・デバイス第二事業部 高周波光デバイス営業第一部 配属
2021
現職

2022.03.24

みなさんこんにちは。

みなさんこんにちは。
Mitsubishi Electric Europe B.V. German Branch(以下、MEU-GER)の渡辺です。

私は2008年に事務系職種採用で入社し、本社 半導体事業本部に配属されて以来今日まで国内外のお客様向けに半導体製品の営業活動に従事してきました。

半導体が入っている製品は人々の生活のあらゆる場面で使われていますが、その中で私は主に通信用の設備や装置に使われる半導体製品を担当しています。入社して数年間は国内顧客を、その後海外顧客を担当するようになり現在にいたります。
ここMEU-GERでは通信用途の半導体製品の欧州全体とりまとめをしている販売部門に所属し、ドイツ人だけでなくイギリス、イタリア、フランス、スペイン、ロシアにいる同僚とも同じチームとして一緒に当社製品の拡販活動をしています。

MEU-GERの社屋。一部区間では速度制限がないことで知られているドイツの高速道路を通って車で通勤する

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この部門では長年当社製品を購入いただいているお客様との関係を大事にするとともに、最近は既存製品に加えて時代の流れとともに発展してきた新市場への参入と拡販活動に力を入れており、メディア広告を使った宣伝活動や、市場調査、新規顧客の開拓を行い、数年かけて新たなビジネスを育てる仕事をしています。

私は学生時代に国際政治について深く学び、東南アジアのスラム街でのボランティア活動に参加した経験がきっかけで三菱電機に興味を持ち入社したのですが、社会人になるまでこれといった海外在住経験や生活のなかでの海外との縁はなく英語も得意ではありませんでした。入社して数年後に海外顧客担当になったときはついに来たという気持ちでもう一度英語を勉強しなおし、緊張しながら顧客訪問をしたことを覚えています。

語学力は徐々に身についていきましたが、営業として海外企業と商談をするなかで国際感覚の重要性について考える機会があり、コロナ禍以前は毎月海外出張に行く生活をしていましたが、やはり実際に外国に住んで人々と深く接することで見えてくるものはたくさんあると実感しています。
MEU-GERではドイツはもちろん欧州各国の人々と触れ合う機会があり、現在コロナ禍のため直接会う機会は限定されていますが、ヨーロッパにいることで外から見たアジアや日本の姿を知り、各国・地域の国民性や商習慣、人間関係の作り方などを肌で学びとり、そのような環境で生活して仕事をする刺激と楽しさとやりがいを感じている日々です。

デュッセルドルフの市庁舎。1500年代に建てられた後、増改築を経て今日でも使われている。ドイツには童話や映画で見たような中世の建物が多く残っている

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ドイツの世界遺産のなかでも有名なケルン大聖堂

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そして、大学の第二外国語の授業で学んだドイツ語の記憶を掘り起こしてもう一度勉強し、想像以上にビールとソーセージとじゃがいもに囲まれた生活を送っています。
また、想像していなかったドイツの一面にもたくさん出会ったのですが、その話はまた次回に。

ドルトムントのクリスマスツリーは世界最大級の高さを誇る45m

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