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渡辺由里子(ドイツ)
渡辺由里子
Yuriko Watanabe
Mitsubishi Electric Europe B.V. German Branch (MEU-GER)
2008
入社 本社 半導体・デバイス第二事業部 高周波光デバイス営業第一部 配属
2021
現職

2022.05.31

余暇の過ごし方

みなさんこんにちは。渡辺です。
ドイツで暮らすようになって半年以上が経ちました。空いた時間やお休みの日には、ドイツの季節の行事やイベントを楽しんだり、同僚や友人と集まって食事を楽しんだり、ドイツ国内外を旅行するなどして過ごしています。

仕事終わりに職場の皆さんとレストランで。暖かい季節は外席でとる食事が心地いい

仕事終わりに職場の皆さんとレストランで。暖かい季節は外席でとる食事が心地いい

ドイツというと秋のオクトーバーフェストが有名ですが、だいぶ暖かくなってきた最近では金曜の夜や土日にレストランの外席でおいしそうにビールを飲んでいるひとをよく見かけるようになりました。ビール大国ドイツではその土地土地の醸造所で作られたビールが地元の人たちにずっと愛されており、国全体で6000種類以上の銘柄の地ビールがあるといわれています。デュッセルドルフはアルトビールが有名で、ブラウハウス(醸造所兼レストラン)に行くとグラスが空になると自動的に次のビールが提供され、ストップをかけるまで終わらない”わんこそば”のような飲み方が定番です。
ドイツでは外席を設けているレストランが多いのですが、日本のように湿度が高くないので気温が高い日に外にずっといても過ごしやすく、仕事終わりや週末に、ソーセージや豚肉料理、ポテトと一緒にビールやワインを飲みながら、同僚や友人と話すのはとても楽しい時間です。

クリスマスシーズンには、クリスマスマーケットのお店を回ってクリスマスの飾り物や雑貨を見たり、マーケット名物を飲んだり食べたりしていました。雰囲気は日本の夏祭りと似ているのですが、約一カ月間開催されているので期間中の街はずっと楽しい雰囲気に包まれています。そのほかにもアドベントクランツやアドベントカレンダー、聖ニコラウスの日のプレゼントなど、今まで知らなかったドイツのクリスマスの風習について職場の同僚や語学学校の先生、自宅の大家さんに教わりながら一緒にやってみたのはよい思い出です。

語学学校にあったクリスマスのアドベントクランツ。11月末から毎週日曜に一つずつキャンドルに火を灯していく

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ニュルンベルクの夜景。ドイツには中世の雰囲気を残す街並みがあちこちにある

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週末はサッカーの試合観戦や、欧米アーティストのライブ鑑賞、美術館巡り、アウトドアレジャー、ホームパーティに行くこともあれば、ドイツの他の街や近隣の国に出かけることもあります。ドイツの運転免許証はEU圏内で有効なのでドイツ内だけでなく近くの国へドライブがてら訪れることもできますし、飛行機に2~3時間乗れば少し離れた国に行けるので、土日の二日間でも色々と楽しむことができます。
旅先では食事も楽しみの一つなので各国の名物料理にチャレンジするのですが、ドイツ料理はお肉が中心なので海の近くの街に行くと気づけば魚介ばかり食べていることもしばしばです。また、自宅に帰ってきてからは旅先で美味しかった料理を作ってみるのも成功と失敗があっておもしろいです。

海外で暮らすのは今回が初めてでドイツに来て初めて見たものもたくさんあるのですが、日本と同じ行事やアクティビティであってもなにかしら違う部分があるので、今までと同じではなく新たななにかが加わった楽しさを毎回味わっています。
また、紀元前から現代までの文明や王朝の歴史遺産、太古の地球を感じられる大自然などヨーロッパの様々な分野や時代のものに触れることで得た気づきは新鮮で、刺激的でもあります。
そしてこうした時間を通して多くの方と触れ合いそれぞれの国について知っていくのはとても楽しく、その経験を通して学んだことは仕事の上でも活かしながら今後もドイツで楽しく過ごしていきたいなと思っています。

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