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鈴木一輝(アメリカ)
鈴木一輝
Kazuki Suzuki
Mitsubishi Electric Power Products Inc. (MEPPI)
2015
入社 電力システム製作所 営業部 海外電力営業課 配属
2021
現職

2022.03.24

アメリカ オーランドからお送りします

初めまして!Mitsubishi Electric Power Products Inc. オーランド事務所(略称:MEPPI-ORL)にてOJT(On the Job Training)研修制度で勤務している鈴木一輝と申します。これから本ブログを通して、アメリカ現地での働き方や生活の様子をありのままにお送りしていきますので、どうぞよろしくお願いします。

[日本での職務内容]
私は、2015年に入社して電力システム製作所(神戸)に配属されました。入社後は6年間、工場営業として、海外向けの火力発電所機器(発電機や制御装置等)を扱っていました。工場営業とは、本社や支社の営業部門と工場の製造部門を橋渡しする部門で、営業部門に所属しながら、より現場に近い場所で製品や物づくりを自分の目で見て学びながら働くことのできる職場です。主に私は工場内での見積取りまとめや、輸出業務、海外の現地工事に出張する技術指導員の派遣手続き等を行っていました。私の部門が扱っている火力発電所機器は世界中の国と取引があるのですが、私はこれまでに中東、欧州や中南米の地域を担当したことがあります。特に印象深いのは、入社2年目にサウジアラビアで約2ヶ月間、現地事務業務を行った経験です。現地発電所での補修工事を目の当たりにし、日本を離れた遠い地で自社の製品、自分達の仕事が世界中の人々の生活の一助を担っていると実感しました。

[アメリカでの業務内容]
MEPPI-ORLでは、北米向けの火力発電所機器(発電機や制御装置等)の販売、及びサービスを行っています。製造拠点は有しておらず、基本的に日本の工場(私が所属していた電力システム製作所)で製造された機器を輸入して販売するビジネスで、三菱電機営業の最前線で活動をしています。日本で働いていた時と扱っている機器は同じですが、立場が変わる(工場営業→海外拠点営業)と重要視するポイントが変わることを痛感しています。日本で仕事をしていた時以上にお客様ニーズを充分に把握し、スピード感を持って対応する必要があります。また、日本とアメリカの文化の違いだったり、時差の影響で本邦側とやりとりをするのが難しかったりと、コミュニケーション面で苦労することが多いですが、学ぶことも多い環境で日々奔走しています。

2021/4に移転したばかりの新しいオフィスです。ストックパーツを保存する広い倉庫があります。

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[アメリカ オーランドでの生活]
オーランドはフロリダ州中央部に位置していて、その温暖な気候からアメリカ国内外問わず年間を通じて多くの観光客で賑わう一大リゾート地です。テーマパークや娯楽施設も多く、週末の過ごし方には事欠きません。もともと湿地帯だった場所を埋め立てて開発が進められたこともあり、池や湖が多く、「Lake」や「Spring」の名前がつく地名をよく目にします。また、中南米からの移民も多く、スペイン語も公用語になっています。そんな賑やかな街で生活していると、日本との違いに触れる機会も多いです。スーパーのレジやファストフードの店員さんと初対面にも関わらず話が盛り上がることもしばしば。それから、道端で見ず知らずの人とすれ違う時にも、ほとんどの人がニコッと挨拶をしてくれます。あの自然な笑顔の作り方は帰国するまでにぜひ習得したいものです。

次回は、私が実際に働いている職場の紹介をしたいと思います!

オーランド空港到着直後!天気がよく、暖かい陽気な雰囲気で思わずパシャリ。

オーランド空港到着直後!天気がよく、暖かい陽気な雰囲気で思わずパシャリ。