【海外勤務で感じたこと（※個人の意見です）】
・現地でしか気付けないことも沢山
近年はインターネット上で多くの情報が集まり、チャットボット等で膨大な情報を処理することも可能となっており、“家に居ながら全ての情報が集まる”と錯覚してしまいますが、実際には文字や画像、動画等のデータとしてアップロード・公開されている情報しか手に入りません。過去に誰かが興味を持ったことや調べたこと、そして文字や数値で示しやすいもの等しか集計されません。文字データになっていない顧客の不満やニーズ、市場のトレンド等、様々な情報が多くあり、実は現地に行かないと気付けない情報こそが重要なのかもしれないと最近感じています。
また、それは就職活動も同じだと思います。画像や文字情報だけでなく、工場見学や企業説明会、インターンシップ等を使って、現地で見聞きして志望企業を深く知ることが重要だと思います。三菱電機では工場見学やインターンシップ等の機会を多く設けておりますので、三菱電機に興味を持った方は是非インターネットの情報だけでなく、現地で会社の雰囲気など感じてみてください。

・外国語は仲良くなるためのツール
海外で働く際、コミニュケーションをとるために、英語を話せるのはもちろん大事ですが、一緒に働く人の母国語を少しでも話せるようにしておくと、より一層現地スタッフの協力を得られると感じています。近年、AIや翻訳ソフトの高度化により、機械を通して会話できるようになりましたが、目を見て、豊かな表情を用いて会話することが多い海外では、機械の翻訳よりも本人の声での会話が好まれる傾向にあるように感じます。海外旅行などプライベートでも活かせるスキルですので、語学も是非積極的に学んでみてください。

・とりあえずやってみようの精神
このブログでは紹介できませんでしたが、海外で働くうちに英語の発音・なまり、言語の学び方、地政学、各国の歴史等、様々なトピックにより興味をもつようになり、視野が広がりました。キッカケがないと興味を持つこともなかったかもしれませんので、海外勤務を経験できて良かったと感じています。皆様も何か新しいことを始めるとき、不安や心配等ネガティブな気持ちで二の足を踏んでしまうこともあるかもしれませんが、“とりあえずやってみる”の精神でトライしてみれば、意外と楽しく続けられるかもしれません。
海外勤務に限りませんが、様々なトピックに是非チャレンジしてみてください。

全4回のブログ、見ていただきありがとうございました！
拙いながらも、悩み抜きながら執筆しましたので、このブログを通して三菱電機に興味を持ってもらい、海外生活・勤務を魅力的だと感じていただけたら、嬉しく思います。

では、またどこかで！Ciao, ci vediamo!