みつびしでんき野外教室
第1回2006年10月30日

自然の循環を学ぶ(東京都・日比谷公園)

泰明幼稚園ゆり組(年長)の園児19名を招いて実施しました。当社からは、13名の「野外教室リーダー」が参加して自然観察のお手伝いをしました。幼稚園の園長先生、父兄の皆さま、日本野外生活推進協会の皆さまにも参加いただきました。

遊びの内容

  • オリエンテーション
    3つの約束、ルーペの使い方
  • 自然観察
    イチョウの木の幹、ギンナン、ムラサキカタバミの花、ジャスミンの花の香り、カエデの種、クスノキの葉の香り、朽ちていく切り株(カビ、キノコ、リクガイ、ミミズ、菌類、アリ他)、タンポポの葉のロゼッタ・花・ワタゲ、ヤマトシジミとカタバミ
  • 感覚を磨くゲーム
    「ひみつのふくろ」
  • ムッレ(妖精)登場
    供たちと自然との架け橋的存在として、架空の妖精「ムッレ」が登場し、植物や動物の言葉を伝える。
    ※ムッレの語源はスウェーデン語のムッレン(土壌)
  • 宝探し

学んだ自然のちから

  • 種を拡散するための工夫
  • 自然の循環
  • ヤマトシジミの幼虫は主にカタバミの葉を食べる
  • クスノキの葉の、虫に食べられないための工夫
    (強烈な臭い)

日頃遊びに来ている日比谷公園のあちこちに、今まで気がつかなかった自然の驚きが満ちています。
これまで図鑑などで学んできた豊富な知識と今日はじめて気づいた自然のしくみが合体してますます自然が大好きになってほしいと思います。
野外教室リーダー写真
野外教室リーダー
太田 完治
自然の循環を学ぶ 写真1 枯れた切り株のまわりには いろんな生き物がいて自然の循環を教えてくれます。
自然の循環を学ぶ 写真2 ミミズってはうとガサガサって音がするんだ。 土を食べて分解してくれるんだって。
自然の循環を学ぶ 写真3 ルーペの使(つか)いかたを練習。 あれれ?どんな風に見えたのかな。
自然の循環を学ぶ 写真4 ジャスミンやムラサキタカバミ花など、 いろんな花の香りをかいでみました。