先端技術総合研究所と研究者の活動を紹介します。

2021年

【広報発表】「「低気圧中遮断器 World Super AE V Series」が「2021 R&D 100 Awards」を受賞」に関し、広報発表を行いました。

工場やビルなどの低圧受配電設備の主幹遮断器として使用される「低圧気中遮断器 World Super AE V Series C-class」が、革新的な技術開発に対して贈られる「2021 R&D 100 Awards」(米国 R&D ワールド社主催)を受賞しました。

画期的な高出力電磁石を開発し、操作機構に搭載することにより、業界で初めて、モーター制御並みの駆動力を誇る「電磁操作機構」を実現するとともに、保守・省エネ性を著しく向上させた点が高く評価されました。

低圧気中遮断器において。2021年12月02日 当社調べ

PDFが開きますニュースリリース 2021年12月02日(月) 開発 No.2114
「低圧気中遮断器 World Super AE V Series」が「2021 R&D 100 Awards」を受賞(PDF:493KB)

【広報発表】「プラント工場の安定稼働に貢献する革新的監視技術の開発と実用化」が第69回電気科学技術奨励賞を受賞しました。

11月24日(水)に学士会館にて、第69回電気科学技術奨励賞の授賞式が行われました。
本賞は、(財)電気科学技術奨励会が電気科学技術に関する発明、改良、研究、教育などで優れた業績を挙げ、日本の諸産業の発展および国民生活の向上に寄与し、今後も引き続き顕著な成果の期待できる人を表彰するものです。

「プラント工場の安定稼働に貢献する革新的監視技術の開発と実用化」では、運転中のモータの電流信号と電圧信号から異常検知に必要な特徴量を抽出することにより、5種類のモータ設備異常を自動で検知する技術を2018年に開発し、この技術を当社の開閉装置に搭載しました。保守作業者の技術レベルに依存せず、設備の安定稼働と保守の省力化を実現したことが高く評価されました。

PDFが開きますニュースリリース 2021年11月02日(水)
令和3年度「第69回電気科学技術奨励賞」を受賞(PDF:318KB)

【広報発表】「濃縮余剰汚泥を対象とした下水処理場向け「オゾン可溶化反応装置を開発」」に関し、広報発表を行いました。

三菱電機株式会社と日鉄エンジニアリング株式会社は、下水汚泥に含まれる微生物を主体とする難分解成分をオゾンガスで効率的に溶かす「オゾン可溶化反応装置」を開発し、日本下水道新技術機構の建築技術審査証明を取得しました。バイオガス20%以上増産と温室効果ガス削減に貢献します。

PDFが開きますニュースリリース 2021年11月17日(水)
濃縮余剰汚泥を対象とした下水処理場向け「オゾン可溶化反応装置」を開発(PDF:532KB)

【広報発表】「軽量化・高効率化を実現した鉄道用主電動機の開発」が「第70回 電機工業技術功績者表彰」重電部門優秀賞を受賞しました。

「第70回 電機工業技術功績者表彰」において、「軽量化・高効率化を実現した鉄道用主電動機の開発」が重電部門優秀賞を、「脱炭素社会に向けた未計測太陽光発電の出力推定技術の開発」が重電部門奨励賞を受賞しました。この賞は、一般社団法人 日本電機工業会が、技術の向上と合理化意欲を刺激して業界の発展に資するため、電機工業の進歩発展に貢献した個人を表彰するものです。

「軽量化・高効率化を実現した鉄道用主電動機の開発」では、回転子の形状の工夫や、固定子のコイルの巻き数などの最適化により、主電動機単体で51%低損失化し、走行時の消費電力を約40%低減しました。また、低損失化と新冷却構造により、約20%軽量化しました。
これらの軽量化・高効率化技術による環境負荷低減への取り組みが高く評価されました。

PDFが開きますニュースリリース 2021年09月16日(水)
「第70回 電機工業技術功績者表彰」重電部門優秀賞を受賞(PDF:278KB)

三菱電機モータ診断装置「DiaPro Motor」が第51回 機械工業デザイン賞 IDEA「日本電機工業会賞」を受賞しました。

日刊工業新聞社が主催する「第51回 機械工業デザイン賞 IDEA」において、三菱電機モータ診断装置「DiaPro Motor」が「日本電機工業会賞」を受賞しました。

「DiaPro Motor」は、独自の解析技術により、モーターの電流信号だけで電気系と機械系の異常を高精度に検知し、点検を省力化します。さらに、異常がわかりやすい表示部や使いやすい操作部などデザインの工夫も高く評価され、今回の受賞となりました。

PDFが開きますニュースリリース 2020年06月23日(火) 電力 No.2002
三菱電機モータ診断装置「DiaPro Motor™」開発のお知らせ(PDF:260KB)

日刊工業新聞社 機械工業デザイン賞 IDEA(リンク:日刊工業新聞社サイト)新しいウィンドウが開きます

【広報発表】「高出力深紫外ピコ秒レーザー加工装置を開発」に関し、大阪大学、スペクトロニクス(株)と共同で広報発表を行いました。

広報発表説明会は、オンラインで開催しました高出力深紫外ピコ秒レーザー加工装置の試作機

三菱電機と大阪大学、スペクトロニクス(株)は、高速に微細加工できる「高出力深紫外ピコ秒※1レーザー加工装置」を共同開発しました。

材料を分解する能力が高い波長266ナノメートル(nm)※2の深紫外でパルス幅がピコ秒の短パルスレーザーを、世界最高※3の平均出力50Wで照射することにより、加工時間の短縮の他、これまで近赤外レーザーでは加工が難しかった透明なガラスなどの高速微細加工を実現します。

※1ピコ秒1兆分の1秒

※2ナノメートル10億分の1メートル

※32021年6月22日現在、三菱電機調べ

PDFが開きますニュースリリース 2021年6月22日(火)
「高出力深紫外ピコ秒レーザー加工装置」を開発(PDF:878KB)

大阪大学 研究専用ポータルサイト Resou
世界最高出力でガラスなどの高速微細加工を実現
「高出力深紫外ピコ秒レーザー加工装置」を開発 21-6-22新しいウィンドウが開きます

スペクトロニクス株式会社 NEWS 2021年6月25日
「高出力深紫外ピコ秒レーザー加工装置」を開発しました新しいウィンドウが開きます

「AIを活用した下水処理場向け曝気量制御技術」について、日経ビジネスに掲載されました。

「AIを活用した下水処理向け曝気制御技術」について日経ビジネスの取材に対応しました。
本内容は、日経ビジネス(6/28号)に掲載されました。

PDFが開きます日経ビジネス(6/28号)(PDF:288KB)

PDFが開きますニュースリリース 2020年1月22日(水)開発 No.2001
AIを活用した下水処理場向け曝気量制御技術を開発(PDF:371KB)

高解像度ライン磁気イメージセンサー「MICMO®」が第55回機械振興賞「会長賞」を受賞しました。

一般財団法人 機械振興協会が主催する「第55回(令和2年度)機械振興賞」において、高解像度ライン磁気イメージセンサ「MICMO®※1」が「機械振興協会会長賞」を受賞しました。

近年、偽札の精巧化により、さらに精度の高い真贋判定機能を持った金融端末装置が求められています。
高解像度ライン磁気イメージセンサー「MICMO®」は、センサー素子の微細化が可能なAMR※2素子を採用しており、従来の磁気センサーと同等のサイズと価格で約20倍の高解像度を実現したことが高く評価され、受賞に至りました。

※1MICMO:Magnetic Ink Checker Module

※2Anisotropic Magneto Resistive(異方性磁気抵抗効果):外部磁場変化に応じて電気抵抗が変化する現象

PDFが開きます ニュースリリース 2020年12月23日(水)電シ本No.2004
高解像度ライン磁気イメージセンサ 「MICMO®」が機械振興賞を受賞(PDF:252KB)

三菱電機 Biz Timeline Special「心を動かすあかり【感性ライティング篇】」が掲載されました。

ガラスの屈折と照明技術を組み合わせて「ゆらぎ」を表現する「感性ライティング」について、共同研究を行っている京都大学大学院総合生存学館 土佐教授とのインタビューが掲載されました。

Biz Timeline Special「心を動かすあかり【感性ライティング篇】」

HOPE FOR UNIVERSE
イベント会場:METoA Ginza(詳しくはこちら)新しいウィンドウが開きます

【広報発表】「金属表面の微小変形から内部損傷を推定するAIを開発」に関し、広報発表を行いました。

国立大学法人東京工業大学※1との共同研究により、金属表面の微小変形から内部の亀裂の位置と大きさを推定するAIを開発しました。金属表面を撮影するだけで、簡単に非破壊検査ができます。

今後、三菱電機のAI技術「Maisart®(マイサート)※2」の一つとして、発電機などの電力機器の保守点検に用いることで、熟練作業者の不足解消に貢献します。

※1東京工業大学 工学院・システム制御系 天谷研究室

※2Mitsubishi Electric’s AI creates the State-of-the-ART in technologyの略。全ての機器をより賢くすることを目指した当社のAI技術ブランド

ニュースリリース 2021年01月20日(水) 開発No.2102
金属表面の微小変形から内部損傷を推定するAIを開発新しいウィンドウが開きます

【広報発表】「需要家の取引ニーズに応じてP2P電力取引を最適化するブロックチェーン技術を開発」に関し、広報発表を行いました。

三菱電機と国立大学法人東京工業大学は、P2P※1電力取引を最適化する独自のブロックチェーン※2技術を開発しました。

余剰電力の融通量を最大化する取引など、需要家の取引ニーズに柔軟に対応可能な取引環境を提供し、余剰電力の有効活用に貢献します。

※1Peer to Peer の略
P2P 電力取引とは、取引に参加する需要家間で直接電気エネルギーを取引をすること

※2取引情報を塊(ブロック)として鎖状につなげていくもの

ニュースリリース 2021年01月18日(月)
需要家の取引ニーズに応じてP2P電力取引を最適化するブロックチェーン技術を開発

PDFが開きます https://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2021/0118.pdf(PDF:603KB)

PDFが開きます https://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotechpr20210118-oda-p73ddum4.pdf(PDF:603KB)

東京工業大学 東工大ニュース
需要家の取引ニーズに応じてP2P電力取引を最適化するブロックチェーン技術を開発

https://www.titech.ac.jp/news/2021/048738.html新しいウィンドウが開きます