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換気扇用システム部材 深形フード

深形フード(ステンレス製)

低圧損設計で、防錆性に優れ、雨水浸入・壁汚れにも配慮。

深形

 

圧力損失を約5%低減

  • (P-13VS4において)

「ステンレス製深形フード」は、圧力損失を約5%低減※1

ワイド水切板、ギャラリ形状の見直しにより、圧力損失を従来品に比べて約5%低減※1。ベントキャップや丸形フードに比べて、外風耐力が高く雨水浸入の少ない深形フードで、それらに近い低圧力損失設計を実現しています。

  • ※1:当社現行品(P-13VS4)と従来品(P-13VS3)の圧力損失係数比較。

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  • ※2:ダクト長さ5mでダクト用換気扇VD-10ZC10(50Hz時)を運転した場合。

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「粉体焼付塗装」を採用

効率的な塗装方式がサビに対する耐力をアップ。

ステンレスは、含有成分のクロム元素が空気中の酸素と結合し「不動態皮膜」を作ることで表面の酸化作用(腐食)を防ぎます。しかし、この皮膜にも大気中の鉄粉(もらいサビ)や塩分などが付着すると、不動態皮膜を傷つけ、表面に腐食を発生させることになります。三菱ステンレス製屋外端末部材は、それを防ぐ対策として、紛体焼付塗装を全商品に採用。腐食に対する耐力(防錆性)を向上させています。

紛体焼付塗装

先端部(エッジ)のサビ耐力が向上

先端部もサビ耐力を強化。

粉体焼付塗装は「多量」で「広い」範囲に付着するため、溶剤焼付塗装よりも、約2倍の塗装膜厚を実現し、サビ耐力を向上します。

紛体焼付塗装

フード裏面も「粉体焼付塗装」の安心全塗装

ネジやリベットにはメッキ処理を実施。

フード表面だけの塗装でなく、フード裏面も塗装。ネジやリベットには、メッキ処理を実施。三菱は全塗装フードでサビ耐力にも安心の仕様です。

紛体焼付塗装

■対象地区

地 区 対 応
ステンレス製 重塩害地区 受注対応(重塩害地区用)
塩害地区・一般地区 標準品
アルミ製 重塩害地区 受注対応(重塩害地区用)
塩害地区 受注対応(塩害地区用)
一般地区 標準品
  • 詳しくは下記「屋外端末部材のご使用上の注意事項」をご覧ください。

雨水浸入・壁汚れを軽減する形状

フード先端 縦ギャラリ・フード先端のロング形状により、雨水浸入・壁汚れを軽減。

フードに付着した水滴をフード先端に集め、壁から離れたところから滴下。さらにギャラリに付着した水滴も、縦ギャラリの効果によりフード先端部に集めて滴下させます。フード内に雨水がたまることによる雨水浸入を軽減し、雨垂れによる壁汚れを軽減します。

ワイド水切板の採用で、壁汚れを軽減。

ワイド水切板の構造変更により、排気時の風の流れを改善し、風の巻き込みによって発生する壁汚れを軽減。また、フード側面からの雨水の水垂れをワイド水切板がしっかりキャッチし、壁面に水滴が垂れるのを軽減します。

壁汚れを軽減

■風の巻き込みによって発生する壁汚れ比較

壁汚れを軽減

  • 当社壁汚れ試験による。実際の汚れ付着具合は設置環境・使用頻度などにより異なります。

納入事例

換気扇用システム部材の納入事例一覧