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前例なき「大規模・高純度プラスチックリサイクル」を実現した“超本気”

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使用済みの製品や部材からすべての素材を回収し、もう一度同じ素材として利用していく——それが「循環型社会」の理想です。家電製品に使われた素材のうち「金属」に関しては、社会システムとしてのリサイクル網の活用もあって、現在では市場での還流がほぼ実現しています。しかし、「プラスチック」については、様々な理由から、それが本来もつ高い品質を保ったリサイクルが困難で、品質を落とした形態や、燃料として活用されることがほとんどでした。つまり、家電製品に使われるプラスチックの大半は、本来の品質(価値)に見合ったリサイクルが行われていなかったのです。

こうした背景から、「再生素材生産という、新たな素材産業を興す」という理念を打ち立て、“家電製品から家電製品へ”のプラスチックリサイクル(自己循環リサイクル)を目指した、高度なリサイクル技術の開発に取り組んできました。そして、2010年4月、日本初の「大規模・高純度プラスチックリサイクル工場」の稼働によって、この理念を具現化したのです。この特集では、前人未踏の道を進み、一つの到達点に達した“超本気”の取組を紹介します。

誕生!再生素材産業  Contents
  • 家電製品から家電製品への自己循環リサイクルが
    難しい「プラスチック」
  • 「再生素材生産という、新たな素材産業を興す」という理念
  • 自己循環可能なプラスチックのリサイクル率が10倍以上に!
  • 三菱電機グループの総合力による成果
  • 「再生素材生産」のための“原料”をつくる家電リサイクル工場
  • 「新たな素材産業を担う工場」としての特長
  • リサイクルしやすい製品設計のために
    実際に解体を体験する「環境適合設計技術講座」を共同開催
  • 大規模に、高純度に、再生プラスチックを生産
  • 大規模・高純度プラスチックリサイクルを可能にした革新的技術
  • 「大規模・高純度プラスチックリサイクル工場」としての今後
  • 家電リサイクルの理想へ——理念を継承・発展させて
    更なる挑戦を続けていく
家電製品から家電製品への自己循環可能なプラスチックのリサイクル率を10倍以上に向上
使用済み家電製品から回収すべき素材とリサイクルの現状