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三菱受配電設備三菱受配電設備

劣化診断・余寿命推定

有機絶縁物の放電開始時期の推定が可能です。

受配電設備の有機絶縁物に付着しているイオン量を測定して、品質工学手法であるMT法を用いて有機絶縁物の放電開始時期を定量的(デジタル)に推定します。この技術は測定時の周囲環境(湿度)の影響を全く受けません。

  • 2007年 特許取得 ≪特許番号:特許第4121430号≫

  • 2008年 澁澤賞※1 受賞

  • 2011年 第60回電機工業技術功績者表彰※2ものづくり部門 優秀賞 受賞

  • ※1 澁澤賞は日本の電気保安行政の基礎を築いた故澁澤元治博士の功績を記念して制定され、(社)日本電気協会から電気保安に優れた業績を上げた個人・グループに贈られる賞です。
  • ※2 重電機器・白物家電機器の両分野で新製品・新技術などの優れた成果を挙げた功績者を表彰するもの(主催JEMA)であり表彰対象は当社の受配電システム製作所の技術者が受賞しました。

診断対象の製品、機器

  • 特別高圧盤
    (66、77kVは当社製のみ)

  • 高圧スイッチギヤ

  • バスダクト

  • 高圧遮断器

  • 低圧遮断器

  • 低圧スイッチギヤ

  • コントロールセンタ

対象物

  • 交流電圧が直接印加されている有機絶縁物(エポキシ,フェノール,ポリエステル)

適用電圧範囲

  • 4440V〜77kV(交流回路)但し66、77kVは当社製のみの対応です。
  • 診断対象に付随する写真
  • 特別高圧スイッチギヤ

  • 高圧スイッチギヤ

  • 高圧遮断器

  • 低圧遮断器

  • 低圧スイッチギヤ

  • コントロールセンタ

実施時期

  • 屋内設置スイッチギヤ→納入後20年〜30年
  • 屋外設置スイッチギヤ→納入後20年〜25年

余寿命推定の流れ

MT(Mahalanobis-Taguchi Method )法の説明

  • MT(マハラノビス・タグチシステム)法とはパターン認識理論を使用した統計的な品質工学手法です。今まではユークリッドの距離の考え方や、経験的な積み重ね判断をしていましたが、あくまで統計(数学)的な重み付け判断を行いマハラノビスの距離を出すという考え方です。
    この技術では放電開始までの期間が定量的に推定できるので、更新時期の決定や効果的な延命対策などに使用できるデータが得られます。
  • 有機絶縁物の劣化による短絡事故写真