DXレポート(※1)では、経営戦略における現状と課題について「あらゆるモノがつながるIoT等を通じて活用できるデータが爆発的に増加し、また、AI、クラウド、マイクロサービスやクラウドを活用したアジャイルアプリケーション開発、ブロックチェーン、AR/VR等データを扱う新たなデジタル技術の活用の可能性が広がっている」と具体的なキーワードを用いて説明しています。
事実、すでにあらゆる産業においてデジタル技術を取り入れる動きが加速しており、これまでにはなかったビジネスモデルを展開する新規参入者が続々と登場し、市場の形を根底から覆しています。これがいわゆる「デジタルディスラプション」(破壊的イノベーション)です。
総務省でも令和元年版情報通信白書(※2)にてデジタルディスラプションの例を紹介しており、例えば、Amazonをはじめとするインターネット通販サービスの台頭により、多くの大手の小売事業者が経営破綻を余儀なくされたほか、インターネット動画配信サービスが登場したことで、大手レンタルビデオ・DVDチェーンでもレンタル業から撤退を宣言するなど、既存のビジネスモデルを文字通り“破壊”し続けています。
このように、デジタル技術を武器に市場に参入するディスラプター(破壊者)の登場によって、あらゆる市場でゲームチェンジが起きており、日本企業もこの動きに乗らなければ、未来が危ういとDXレポートで指摘しました。