給与デジタル払いは、労働力確保の面で大きなアドバンテージになります。具体的にいうと、外国人雇用のハードルが下がる可能性があります。外国人雇用が進まない課題のひとつに「銀行口座開設の審査に通りにくい」ということがあります。
給与デジタル払いでは銀行口座を開設しなくとも給与を受け取れるため、外国人雇用の可能性は広まり、送金サービス次第では、外国人が自国の口座に送金するときの手数料も削減可能です。さらには日雇いでのフリーランスの起用なども可能になります。人手不足に悩む企業にとっては、給与デジタル払いが労働力の確保、しいては国際競争力を高めるきっかけにもなり得ます。
また、法改正による割増賃金率増により、企業は人件費を抑えるため深夜・休日労働を含む時間外労働を避けるようになることが予想されます。勤務時間が制限される中でこれまで通りに仕事を進めるためには、さらなる業務効率化を推進する必要があります。
業務効率を高める働き方のひとつに、コロナ禍を背景にオフィスや自宅で場所を選ばず働ける「テレワーク」が普及してきました。さらに昨今では、テレワークとオフィスワークを併用する「ハイブリッドワーク」という働き方にも注目が集まっています。
ハイブリッドワークは、従業員に合った働き方を柔軟に選べ、仕事とプライベートを両立したワークライフバランスが取りやすくなります。企業としてもオフィスの省スペース化で固定費を減らし、通勤費の削減につなげられます。