新型コロナウイルス拡大をきっかけに、リモートからの業務が一般化しました。アフターコロナの時代になり、会社とリモートを必要に応じて使い分ける「ハイブリッドワーク」の業務形態が定着し、様々なデバイスが場所を選ばずに、企業の社内システムやOffice365、AWSなどのクラウドサービスへのアクセスが可能になりました。
これに伴い、セキュリティー対策にも変化が求められてきました。多数の経路から様々なデバイスによって社内システムへアクセが可能になり、従来の企業の内部と外部を分ける境界型防御は限界を迎えてきています。このような背景から、新たなセキュリティー対策の考え方として「ゼロトラスト」が注目されています。
ゼロトラストとは、「信頼できるものは内部、信頼できないものは外部」というアプローチを転換し、「すべてを信用しない」という原則に基づいています。つまり、ゼロトラストでは、どのユーザー、デバイス、アプリケーションも信用せず、常に認証とアクセス制御を行うことが求められます。