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掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

EI No.2503

受配電システム製作所に新工場棟を建設

キュービクル形ガス絶縁開閉装置(C-GIS)の需要拡大に対応し、生産体制を強化
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受配電システム製作所 新工場 完成予想図

 

 三菱電機株式会社は、キュービクル形ガス絶縁開閉装置(C-GIS)の生産体制強化のため、受配電システム製作所(香川県丸亀市)に新工場棟を建設します。

 新工場棟は、2026年6月に竣工し、同年10月から稼働開始予定です。

 

 C-GISは大容量電力を使用する施設内の電力配電系統に用いられる機器で、電流を開閉できる真空バルブを搭載し、事故が生じた際などに電流を遮断・保護・制御する、高電圧向けの配電盤です。近年、データセンターなど大容量電力が必要な施設の増加に伴い、国内外でC-GISの需要が拡大しています。

 当社は今回、開閉装置や遮断器の製造を担う受配電システム製作所に新工場棟を建設し、2027年度までに、C-GISの年間生産台数を従来比2倍にすることを目指します。新工場棟では、複数エリアに点在していたC-GIS生産・試験ラインを集約することで、部材受入から製造、出荷までの生産工程の効率化を図ります。生産ラインにおいては、C-GIS内への絶縁ガス充填作業時間を短縮する自動化ラインを導入し、ガス充填時間を約40%削減することで、生産性を向上します。また、これまでC-GISの主な適用先であった変電所や駅、ビル等の施設に加え、再生可能エネルギーの一つとして海外を中心に注目を集めている洋上風力発電に対応したC-GISの生産拡大も進めます。

 当社は今後ますます需要拡大が見込まれるC-GISの生産増強を図り、国内外のさまざまな地域で電力の安定供給に貢献します。

お客様からのお問い合わせ先

  • 三菱電機株式会社 受配電システム製作所
  • 〒763-8516 香川県丸亀市蓬莱町8番地
  • TEL: 0877-24-2611

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