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掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

PU No.2506

配車から車両運行までを無人化した自動運転サービス「xAUTO」を提供開始

高度な配車機能と障害物検知により、リゾート施設内の円滑・安全な移動を実現
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「xAUTO」のロゴ

 

 三菱電機株式会社は、自動運転レベル4に対応※1し、配車から車両運行までを無人化した自動運転サービス「xAUTO®(エックスオート)」※2を、リゾート施設向けに10月から提供開始します。本サービスの提供により、リゾート施設内の円滑・安全な移動を実現します。

 日本では、少子高齢化・人口減少に伴い、さまざまな業界においてドライバー不足が深刻化しています。なかでも、国内旅行客や訪日外国人の増加している観光産業においては、さらなる人手不足に起因するサービス品質の低下が懸念されています。例えば、広大な敷地を所有するリゾート施設では、カートに利用者を乗せた敷地内の移動が重要なサービスである一方、限られた人員で、カートの手配や割り当て、運転を担う必要があり、本来の接客業務に支障が出るといった課題があります。

 当社は、安心・安全な自動運転技術の確立に向け、2021年から多様なユースケースに応じた自動運転車両の実証実験を重ねてきました。それらを通じて蓄積した知見や技術をもとに、リゾート施設に対し、配車から車両運行までを無人化した自動運転サービスを提供します。

 

 「xAUTO」は、利用者の予約に基づき、配車から車両運行まで全てを自動で実施する自動運転サービスです。当社が鉄道分野や航空管制分野で培ってきた運行管制や遠隔監視技術を応用し開発した、高度な配車アルゴリズムを備えた運行管制システムにより、複数台の車両の同時運行を円滑に行います。また、LiDAR※3を用いた物体認識技術による障害物検知を行うことで、安全性を確保します。さらに、LiDARが誤検知を起こしやすい霧天候下においても、当社独自の霧対策機能を搭載することで、安全な走行を実現します。

 なお、本サービスは、「CEATEC2025」(10月14日~17日、於:幕張メッセ)に出展します。


  • ※1

    私有地における

  • ※2

    「xAUTO」は当社の自動運転実証実験車の名称として使用されていたが、今回の自動運転サービスの開始にともない、自動運転サービスの名称に改められた

  • ※3

    Light Detection And Rangingの略で、レーザー光を照射し、その反射光から対象物までの距離や形状、位置を測定するセンサー

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  • 三菱電機株式会社 モビリティソリューション事業推進部
  • 〒221-0056 神奈川県横浜市神奈川区金港町1番地7 横浜ダイヤビルディング

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