ニュースリリース
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ランディス+ギアとグリッドエッジ分野における協業を開始
三菱電機株式会社は、ランディス+ギアの米州本社(所在地:アメリカ・ジョージア州)と、配電網の末端と需要家との接点にあたる「グリッドエッジ」において、データ取得・判断・制御を高度化する仕組みや能力(グリッドエッジ・インテリジェンス)の進化、および脱炭素化に向けたエネルギー転換の加速を目的とする事業協業に関する覚書(MOU)を締結しました。
近年、再生可能エネルギーの導入拡大や電化技術の進展に伴い、太陽光発電や蓄電池などの発電・蓄電設備に加え、電気自動車(EV)やヒートポンプといった、電力需要の制御が可能な設備など、需要家側に設置される分散型エネルギー設備※1が増加しています。太陽光発電は、時間帯や気象条件によって出力が変動する一方で、EVの充電やヒートポンプの稼働は特定の時間帯に集中しやすく、同時に大量の電力を消費することから、電力の需給変動や系統混雑、電圧変動といった課題が顕在化し、エネルギー運用事業者によるグリッドの運用がより一層複雑化しています。
また、分散型エネルギー設備の導入により、需要家側におけるエネルギー利用や設備運用のニーズも多様化し、太陽光発電で発電した電気の使途を自家消費・売電・蓄電から選択することや、EVの充電やヒートポンプの稼働タイミングを決めることなどが求められています。
こうした課題やニーズに対し、従来の中央システムによる一元的な監視・制御だけでは追随できないため、グリッドエッジにおいて各需要家や分散型設備ごとのエネルギーの利用状況や運用状態をリアルタイムで把握し、迅速かつきめ細かに運用・制御することが求められています。
ランディス+ギアは、セキュアな環境のもとで、同社の高性能なスマートメーター「Revelo®」上で実行されるグリッドエッジ・アプリケーションの開発を可能とする、オープンかつ拡張性の高いプラットフォームを有しています。
当社は、「BLEnDer®(ブレンダー)※2」をはじめとするエネルギーソリューションや、多様な需要家向け設備の開発を通じて培った、AI技術「Maisart®(マイサート)※3」を含む高度な技術力と豊富な知見を有しています。
本覚書に基づき、当社は、ランディス+ギアのプラットフォームを活用して、グリッドエッジ・アプリケーションの開発を進めます。両社のノウハウを組み合わせ、グリッドエッジ・インテリジェンスの進化を図ることで、エネルギー運用事業者は複雑化する社会インフラの安定運用や信頼性向上を実現するとともに、需要家は自身のエネルギー消費の最適化および多様な設備・機器の有効活用が可能となります。
また、グリッドエッジ・インテリジェンスの進化により、太陽光発電やEV、ヒートポンプなどの分散型エネルギー設備の導入に伴う課題やニーズに対応することで、従来の化石燃料に依存したエネルギー供給から持続可能なエネルギー体系への転換を推進し、脱炭素社会の実現に貢献します。
当社は今後、ランディス+ギアとともに、分散型エネルギーの普及やグリッドエッジ・インテリジェンスの進展が著しい北米市場を起点に幅広いユースケースの創出を進め、市場に展開していきます。
- ※1
電源やエネルギー設備を、少数の大規模発電所に集約する従来型の形態とは異なり、需要地の近くや需要家側に分散して設置・運用されるエネルギー関連設備の総称。
- ※2
当社が開発した電力取引と需給制御を総合的に扱う電力市場向けパッケージ型ソフトウエア製品のシリーズ総称。
- ※3
Mitsubishi Electric's AI creates the State-of-the-ART in technologyの略。
全ての機器をより賢くすることを目指した当社のAI技術ブランド。
https://www.MitsubishiElectric.co.jp/corporate/randd/maisart/index.html
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三菱電機株式会社 エネルギーシステム事業本部
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