ニュースリリース
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スペインのロケット打ち上げ事業者PAYLOAD AEROSPACEへ出資
三菱電機株式会社は、スペインのロケット打ち上げ事業者PAYLOAD AEROSPACE, S.A.(ペイロード・エアロスペース、本社:スペイン王国バレンシア州、以下:PLD Space)と小型衛星の打ち上げサービスに関する協業に合意し、同社に対し5,000万ユーロを出資しました。本合意に基づき、当社は、今後事業拡大を目指す小型衛星の打ち上げリソースを確保します。
従来、衛星の開発や運用は政府主導の取り組みが主流でしたが、現在は衛星の開発から打ち上げ、運用までを一貫して民間企業が担うニーズが高まっています。また、衛星コンステレーション※をはじめとした小型衛星や、中型衛星の活用増加に伴い、ロケットによる衛星の打ち上げサービスの供給は世界的にひっ迫傾向にあり、衛星事業者にとって打ち上げリソースの確保が課題となっています。
当社は、衛星が取得したデータを活用し、顧客の課題解決や意思決定を支援する衛星観測ソリューションサービスの提供を目指しています。今後、衛星コンステレーションを利用した衛星観測ソリューションサービスの本格化に向けては、必要時に適切なタイミングで小型衛星を打ち上げられるよう、ロケット打ち上げ事業者をはじめとしたパートナー企業との戦略的な連携が不可欠となります。今回の出資により、当社はPLD Spaceが提供する小型衛星の打ち上げリソースを確保する計画です。
PLD Spaceは2011年に設立され、2023年に同社が開発したMIURA 1ロケットの打ち上げに成功しました。また、2025年には欧州宇宙機関(ESA:European Space Agency)が主導するコンテストで新興打ち上げサービス事業者として資金援助の権利を獲得しており、現在、2026年中に計画されるMIURA 5ロケットの初回打ち上げに向けた準備を進めています。
今回の出資を通じて、当社はPLD SpaceのMIURA 5ロケットによる小型衛星の打ち上げサービスを優先的に獲得し、小型衛星の打ち上げリソースを確保することで、衛星コンステレーション構築の実現性を高めます。加えて、安全保障用途や防災用途などでの衛星観測ソリューションサービス事業の拡大を目指します。三菱電機は、引き続き、わが国及びアジア地域における安心・安全な社会の実現に貢献します。
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多くの人工衛星で編隊を形成し、協調した動作をさせるシステムのこと
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- 三菱電機株式会社 防衛・宇宙システム事業本部 防衛・宇宙ソリューション事業部
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