ニュースリリース
掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。
米国にデータセンター向け冷却機器の製造工場を設立
製造拠点が入居する建屋外観(既存工場を改修、転用予定)
三菱電機株式会社は、米国で今後も拡大が見込まれるデータセンター向け冷却システムの需要に対応するため、米国の持株会社であるMitsubishi Electric US Holdings, Inc.(三菱電機USホールディングス、以下、MEUH)傘下に、データセンター向け冷却機器を製造する新会社としてMEHITS US, Inc.(メヒッツ ユーエス、以下、MEHITS US)を今年8月に米国オハイオ州に設立します。MEHITS USは今回、約30百万USドルの設備投資を行い、自動車用電装品の製造・販売会社であるMitsubishi Electric Automotive America, Inc.(三菱電機オートモーティブ・アメリカ、以下、MEAA)のオハイオ州メイスンの製造拠点の一部を改修・転用し、2027年4月の製造開始を目指します。これにより、世界最大の市場である米国において消費地生産体制を構築するとともに、データセンター向け冷却機器のシステム設計提案から、販売、保守までを一貫して提供するワンストップサービス体制を強化し、当社のデータセンター向け冷却システム事業の拡大を目指します。
近年、世界的なデータセンターの建設増加に伴い、データセンターの安定稼働を支える冷却システムの需要も拡大しており、特にAIデータセンターにおいてサーバー内のチップを効率的に冷却する液体冷却システムに対する需要が急拡大しています。
現在、米国における当社のデータセンター向け事業は、Mitsubishi Electric Power Products, Inc.(三菱電機パワー・プロダクツ、以下、MEPPI)が主導し、UPS(無停電電源装置)をはじめとした電源供給設備の顧客に対して、冷却機器と組み合わせて提供しています。これらの冷却機器は、イタリアに本社を置くMitsubishi Electric Hydronics & IT Cooling Systems S.p.A.(三菱電機ハイドロニクス&アイティークーリングシステムズ、以下、MEHITS)で開発・製造を行っています。
今回の新会社設立により、米国での事業基盤を強化するとともに、消費地生産による生産から販売までのリードタイム短縮による競争力強化を図ります。また、安定的な製品供給と、省エネ・高効率など現地の顧客ニーズにもとづいた製品開発に加え、液体冷却対応機器を含む製品ラインアップを拡充します。さらに、システム設計提案や保守体制を充実させ、ワンストップサービス体制の強化により、米国における当社データセンター向け冷却システム事業の拡大を目指します。
当社は、米国をはじめ、さまざまな国や地域においても、現地企業との積極的な協業や、買収などにより、データセンター向け冷却システムのワンストップサービス体制を強化しています。今後も、データセンター向け冷却システム事業のグローバルでの拡大を推進し、データセンターの安定稼働と省エネルギー化に貢献します。
さらに、電源供給設備などのコンポーネントと組み合わせるなど全社横断的な事業連携を推進し、データセンター向けトータルソリューションの提供を目指します。
お客様からのお問い合わせ先
- 三菱電機株式会社 リビングデジタルメディア事業本部 空調冷熱システム海外事業部
- 〒100-8310 東京都千代田区丸の内二丁目7番3号
- E-mail:OAD_inquiry@nj.MitsubishiElectric.co.jp