

エアコンの冷房と除湿(ドライ)ではどちらが電気代がかかりますか?
温湿度環境や設定温度、設定湿度によって電気代は異なります。冷房と除湿のどちらが電気代がかかるとは言えません。
また、除湿には2つの方式があります。
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- 弱冷房方式(3モード除湿)
弱冷房運転によって、除湿を行う方式です。
湿度のコントロールはできません。弱冷房運転を行いますので、お部屋の温度は運転開始時から1~3℃低下します。
弱冷房ですので、冷房運転よりも電気代は安くなりますが、十分な除湿が行えるとは限りません。

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- 再熱除湿方式
室温をあまり変えずに除湿する方式です。
湿度のコントロールができ、冷え過ぎを抑えた除湿運転ができます。弱冷房方式に比べて電気代がかかることがありますが、お好みの湿度設定ができ快適にお使いいただけます。
冷房運転との電気代の差は、設定温度や設定湿度によって異なってきますので、一概に比較できません。
お使いのエアコンの除湿がどちらの方式になっているかは、以下を確認ください。
湿度設定ができる機種:再熱除湿方式
湿度設定ができない機種(除湿の強さで調整する機種):弱冷房方式
(ただし、除湿の強さを調整する機種でも再熱除湿方式の機種が一部あります)
プラスメモ
冷房運転で、もっとも電力を消費するのは、室温を下げるときです。「弱めの風」では、部屋が冷えるまでの時間が長くなり、無駄な電気を使うことになります。そのためまず「強めの風」で室温を下げ、部屋が冷えてきたら「弱めの風」に切り替えることが効果的です。
「風量(風速)自動モード」に設定すれば、運転状態に合わせて適切な風量(風速)に、効率よく調整してくれるため、おすすめです。
2025.07.01