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掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

DI No.2504

清水建設「DX-Core」との連携による空調制御の最適化に向けた実証実験を開始

オフィスビルの多様なニーズと実態に応じた高度な空調制御ソリューションの実用化を推進
今回の実証実験における連携図

今回の実証実験における連携図

 

 三菱電機株式会社は、共創空間「Serendie Street Yokohama(セレンディストリート横浜)」において、当社のデジタル基盤「Serendie®(セレンディ)」と清水建設株式会社(以下、清水建設)の建物OS※1「DX-Core」※2を連携させ、オフィスフロアにおける空調制御の最適化に向けた実証実験を8月26日から開始します。

 近年、脱炭素社会の実現に向けて、建築物のエネルギー管理の高度化が求められています。特に、空調システムはビルのエネルギー消費において大きな割合を占めるため、効率的に制御を行うことが重要です。また、オフィス内の空気環境は、テナントの快適性や従業員の生産性に大きく影響するため、オフィスの稼働実態に合わせながら省エネと快適性を両立させる空調制御が課題となっています。

 今回当社は、建物内の設備機器を制御し、さまざまなアプリケーションとの接続を可能とする「DX-Core」を介して得られる他社製空調機器の稼働データ、Serendie Street Yokohamaに設置したセンサーから得られる温湿度などの環境データや人位置データ、外気温や日射量などのオープンデータを当社のデジタル基盤「Serendie」に集約し、リアルタイムに分析した結果を空調制御に適用する実証実験を行います。当社がこれまで培ってきた空調制御に関するノウハウと「DX-Core」を組み合わせることで、オフィスフロアの省エネと快適性を両立した最適な空調制御の実現を目指します。

 本実証実験は、2025年1月に完成した共創空間「Serendie Street Yokohama」から生まれた共創事例です。今後、本実証実験を通じて、オフィスビルの多様なニーズと実態に応じた高度な空調制御ソリューションの実用化を推進します。


  • ※1

    Operating System

  • ※2

    建物内の設備やIoTデバイス、各種アプリケーションを容易に連携・制御できる建物運用デジタル化プラットフォーム

お客様からのお問い合わせ先

  • 三菱電機株式会社 デジタルイノベーション事業本部 DXイノベーションセンター
  • 〒221-0056 神奈川県横浜市神奈川区金港町1番地7 横浜ダイヤビルディング

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