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活動レポート

2017年度 契約水田お米栽培プロジェクト

稲の成長記録レポート

宮城県登米地区の専用水田で実施している三菱電機契約水田お米栽培プロジェクト。
今年は、宮城県生まれの新しいお米「東北194号」の栽培に挑戦します。
田植えから収穫までの半年間、ときには三菱電機社員も稲作作業に参加し、農家の方々との絆を育みながら、お米づくりの現場をレポートしていきます。

契約水田お米栽培プロジェクトとは

おいしいお米が育つように、
チーム総出で雑草刈り

雨続きの夏が明け、晴天に恵まれた9月1日。三菱電機契約水田では、今年に入って田植え後、4度目の草刈り作業が行われました。田んぼの中や畦に生える雑草は、おいしいお米づくりの天敵。こまめな除草が肝心です。ここでは、来月の収穫に備えて草刈りに汗を流す、栽培チームの様子をご紹介します。

田んぼに集まったのは、チームリーダーの木村さんとその奥様である千代さん、三男の友優さん、若手農家の竹内さん。それぞれが草刈機や刈払機、鎌やレーキ(熊手)などを手に、田んぼを荒らす雑草に挑みます。

水を張った後の田んぼは、畑ほどには雑草が育ちにくいとはいえ、土手や畦(田んぼと田んぼの間に土を盛り上げたしきり)には元気な草がいっぱい。また田んぼの中でも水が少ない部分には、稲の間からヒエなどの雑草が顔を出しています。三菱電機契約水田では除草剤の使用を最低限に抑えているため、ほかの田んぼよりも雑草刈りに手間がかかるのです。大変ではあるけれど、これもおいしいお米づくりには欠かせないプロセス、というわけです。

土手や畦の雑草は、
草刈機や刈取機できれいに

除草作業は、土手に群生する雑草刈りからスタートします。まずは、友優さんと竹内さんが、モアーと呼ばれる自走タイプの草刈機を駆使して草を排除。斜面や2面を同時に刈れるため、土手の雑草をまとめて取り払うことができます。でも、田んぼに直接生えているわけでもない雑草を、どうして取り除く必要があるんでしょうか?

友優

生育の早い雑草は稲より高く伸びるから、日照を遮っちゃうんですよ。それにほうっておくと害虫の棲み家にもなるし、何より作業の邪魔になる。10月には収穫作業もあるので、スムーズに稲を刈りやすいように動線にある草は全部排除しておきます。

そのときどきの作業を妨げないよう、三菱電機契約水田では田植え前から収穫前まで4~5回の草刈りを実施しています。1ヵ月に1度は除草している計算ですが、それでもしぶとく生えてくるのが雑草。手つかずの土手だけでなく、人が歩く畦にも侵食しています。

畦のような狭いスペースの除草に使われるのは、刈払機。長い柄に付いたハンドルを操作しながら円盤の回転ノコで草を切り払う、手持ちの農業機械です。ベテランの木村さんは軽々と操っていますが、高速で回転する刃先のコントロールはかなりむずかしく、勢い余って大けがにつながるトラブルも少なくないのだとか。草刈りは、ときに命がけの作業なのです。

木村
田んぼや畦道によく生えるのは、ヒエやヨシといったイネ科の植物のほか、セリやニラなど。どれもお米にとっては、肥料の養分を奪うやっかいな雑草です。また、収穫期にヒエの実などの「異種穀粒」が混ざると、お米の等級が下がってしまいます。稲刈り後に機械で選別することもできますが、やっぱり田んぼの手入れをして対処するのがいちばん。刈った草は、牛の飼料にもなりますからね。

田んぼの中は手作業で除草。
育った稲を大切に守ります。

除草作業の中でも、もっとも手がかかるのは、田んぼの中の雑草刈り。ここは機械を入れることができず、鎌を使っての手作業となります。千代さんに指導していただきながら、撮影スタッフも挑戦してみましたが、実際大変な重労働です。雑草を根元から刈り取るために腰を曲げて作業しなければならないし、大切な稲を間違えて刈り取ってしまわないよう、慎重に見極める必要も。こうした丁寧な作業や苦労があっておいしいお米ができるのだと改めて実感しました。 
気になるのは、そのお米の出来映え。今年の夏は雨が多く降りましたが、稲に影響はないのでしょうか?

木村
例年より日照時間が少なかったものの、籾の数は正常なので心配はしていません。
むしろ勝負はこれから。収穫までに晴天が続けば、いい米になりますよ。
佐藤
冷害に強い「ひとめぼれ」を親に持つ「東北194号」は、悪天候にも耐性がある。また寒暖差がそれなりにあったので、米に栄養も蓄えられています。今後の日照次第では、実も大きく育っていくはずです。

5月に苗を植えてから、大切に育ててきたお米。来月はいよいよその収穫です。
次回は、三菱電機社員の稲刈り体験をレポートします。