インフラビジネスエリア
社会を支えるインフラの安定稼働やカーボンニュートラルを実現するとともに、日本・アジアの安全保障に貢献
インフラビジネスエリアは社会システム事業、エネルギーシステム事業、防衛・宇宙システム事業で構成しています。
豊かな水循環社会の実現
オゾン発生装置
オゾンはその優れた殺菌・脱臭・脱色・酸化力により、高度浄水処理や紙パルプの漂白等に利用されています。三菱電機のオゾン発生装置は独自の技術で高効率・高濃度・コンパクト化を実現し、上下水の高度浄水処理をはじめ一般工業にも広く活用されており、国内外の水環境改善により豊かな水環境社会の実現に貢献します。
オゾン発生装置
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安心・安全・快適な街づくりへの貢献
ネットワークカメラ・システム
ネットワークカメラ・システムは、映像記録・監視だけではなく、AIや映像解析技術を活用し、不審物の早期検知による安全性の向上、混雑度合いや人の流れの検知による快適な空間の提供、防災・減災などにも用途を広げています。多様なニーズにお応えする「MELOOK」シリーズや、公共設備などの広域監視に最適な製品の提供を通じて、安心・安全な街づくりに貢献します。
ネットワークカメラ・システム
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脱炭素社会への貢献
デジタル基盤「Serendie」を活用した鉄道向けデータ分析サービス
三菱電機独自のデジタル基盤「Serendie」を活用し、車両・変電所・駅の電力使用量や列車運行状況等のデータを組み合わせて分析する、鉄道向けデータ分析サービスを提供しています。このサービスにより鉄道会社が持つ車両、変電所、駅など鉄道アセットの連携と省エネ運転を融合することで、エネルギーの運用最適化に貢献します。さらに、鉄道分野で収集したデータを分析・活用し、沿線地域の電力システムとの連携をサポートすることで、沿線地域全体でのエネルギー供給を最適化し、カーボンニュートラルの実現に貢献します。
デジタル基盤「Serendie」を活用した鉄道向けデータ分析サービス
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環境に配慮した温室効果ガス不使用の開閉器
変電所に設置される開閉器は、送電ルートの切り替えや事故時の過電流から系統を保護するためのものであり、多くの開閉器には地球温暖化係数がCO2の約2万4,300倍であるSF6ガスが使用されています。近年の環境負荷低減のニーズや各国のSF6ガスの使用規制を受け、三菱電機はSF6ガスを使用しない開閉器を開発し、初号機を受注。今後も温室効果ガス不使用の製品ラインアップを拡充し、カーボンニュートラルの実現に貢献します。
84kV ドライエア絶縁開閉装置
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クリーンエネルギー導入への貢献
直流送配電技術
風力・太陽光発電所等の再生可能エネルギーの発電適地と電力消費地は離れており、送電過程で周波数や電圧変換によるロス、送電ロスが発生します。これらを低減し電力を安定的・効率的に利用する手段の一つに直流送配電技術があり、三菱電機は高電圧直流送電(HVDC)システムや、地産地消の電力システムの構築に有効な中低圧直流配電ネットワークシステム(D-SMiree)を展開するとともに、電力系統を保護する直流遮断器を開発中です。これらの直流技術を通じて、再生可能エネルギーの更なる普及とカーボンニュートラルの実現に貢献します。
D-SMiree
DC Circuit Breaker
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エネルギーの最適な利用への貢献
BLEnDer(電力市場向けパッケージ型ソフトウエア製品のシリーズ)
太陽光・風力発電などの再生可能エネルギーや蓄電池の普及により改革が進む電力ネットワークにおいて、BLEnDerはICTを駆使し、電気の見える化と制御、効果的な電力取引をサポートします。三菱電機は今後も電力市場とエネルギー動向の変化を捉え、電力の安定供給と効率的運用の両立を支援していきます。
「BLEnDer(ブレンダー)」シリーズ ラインナップ
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人手不足等の社会問題解決に貢献
受配電設備向けスマート保安サービス
電気保安人材の不足や再生可能エネルギー設備の増加への対応、更新推奨時期を超過した設備の突発的な故障リスク軽減を目的に、受配電盤にセンサー、カメラを取り付け、遠隔・常時監視を行い、保安業務の効率化と安定操業を実現し社会課題解決に貢献します。
「受配電設備向けスマート保安」の概要
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世界をリードする地球環境観測で安心・安全で豊かな社会づくりに貢献
静止気象衛星「ひまわり8号」「ひまわり9号」、温室効果ガス観測技術衛星2号「いぶき2号」
静止気象衛星「ひまわり8号」「ひまわり9号」は、世界に先駆けて搭載した次世代の気象観測センサーにより、気象予報の高精度化を実現し、観測した海面水温・植物性プランクトンの濃度・海氷・噴煙などのデータはアジア・太平洋の国や地域の防災にも貢献しています。
また、温室効果ガス観測技術衛星2号「いぶき2号」(GOSAT-2)は、高性能な観測センサーを搭載し、高精度な温室効果ガス濃度分布の測定や大気汚染監視を通じて地球環境保護の活動、啓発に貢献しています。
静止気象衛星ひまわり8号/9号
温室効果ガス観測技術衛星2号「いぶき2号」(GOSAT-2)
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衛星観測データの利活用で地球環境保全と安心・安全な暮らしに貢献
衛星観測ソリューション(先進レーダ衛星「だいち4号」、陸域観測技術衛星2号「だいち2号」)
三菱電機は、衛星観測の計画立案から衛星画像の処理・分析などの一連の技術を保有しており、これらをフルに活用してお客様のビジネスに最適なソリューションを提供しています。
陸域観測衛星の「だいち」シリーズは、日本の国家インフラとして、災害時の状況把握、地図更新等の国土管理、海洋、森林監視などに利用されています。また、政府や地方自治体と共にインフラ監視に関する技術実証を進めており、防災・減災対策及び人々の安心・安全な暮らしに貢献します。
先進レーダ衛星「だいち4号」(ALOS-4)
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高精度測位ソリューションを通じて安心・安全・快適な暮らしに貢献
準天頂衛星システム「みちびき」
準天頂衛星システム「みちびき」は、4機の測位衛星のうち常に1機が日本の天頂付近に位置することにより、これまで測位が困難だった場所へも測位信号を送ることができ、さらにGPS信号を補強することでセンチメータ級の位置精度が実現できます。衛星からの測位信号を受信する高精度測位端末などで取得した位置情報と、その位置情報から生成する高精度3次元地図を組み合わせることで、自動車・鉄道・農業・建設・土木などの様々な分野で、安心・安全・快適に暮らせるまちづくりに貢献します。
準天頂衛星システム「みちびき」
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