宇宙システム総合サイト

人工衛星

三菱電機では、高度なノウハウと技術力によって数多くの人工衛星を開発してきました。コミュニケーションインフラを担う「通信・放送衛星」、気象や災害予防に役立てる「地球観測衛星」、高精度の測位情報を送る「測位衛星」、太陽系や宇宙の謎を解き明かしサイエンスの発展に貢献する「科学・実証衛星」、国際宇宙ステーションの日本モジュールやステーションへの物資補給機など、幅広い分野で技術を提供し、世界の宇宙事業に貢献していきます。

通信・放送衛星

通信・放送衛星は、地上の通信ネットワークが整備されていない地域でも大容量のコミュニケーションが可能になります。三菱電機は1985年の電気通信事業の民営化とともに、衛星通信事業に参画してきました。確実で安定した通信サービスの提供のため、衛星の開発製造から運用まで一貫した体制を整備しています。また、衛星通信の広域性、同報性、対災害性といった特性を生かした防災通信、保安通信、教育システムなどのシステム構築にも努めています。

Es'hail 2

カタールの国営衛星通信事業者であるEs‘hailSat(エスヘイルサット)社から受注した通信衛星です。2011年に当社が受注した「TURKSAT-4A/4B」に続く海外商用衛星で、日本の衛星メーカーとして、アラブ諸国から人工衛星を受注したのは初めてです。

TURKSAT-4A/4B

トルコの国営衛星通信会社から受注した2機の通信衛星です。2008年に当社が日本のメーカーとして初めて自社製衛星バスを用いて受注した「ST-2」に続く海外商用衛星で、海外メーカーとの厳しい競争に勝ち抜きました。

ST-2

シンガポールと台湾の通信会社が共同所有する、企業等が通信サービスに利用する商用衛星です。「ST-2」には、JAXAの技術試験衛星「きく8号」をベースに開発した標準衛星プラットフォーム「DS2000」を採用し、設計・構造を標準化することで信頼性の確保とコスト削減を同時に実現します。

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地球観測衛星

はるか上空から地上の様子を観察し、災害監視、気象予報などさまざまな事象の観測に役立っているのが地球観測衛星です。三菱電機は、地球資源衛星ふよう1号をはじめとした観測衛星の開発に携わるとともに、衛星から送られる全地球規模の観測データの処理設備や、衛星搭載用の各種センサも開発しています。

GOSAT-2

「GOSAT-2」は、欧米に先駆けて打ち上げられた世界初の温室効果ガス観測専用の衛星「いぶき」(GOSAT:2009年1月打ち上げ)の後継衛星です。当社は、「いぶき」において担当した衛星システムの開発・製造に加え、高性能な観測センサーの開発・製造、地上設備の構築、打ち上げ後の衛星の管制運用をトータルで担当しています。

だいち2号(ALOS-2)

だいち2号は、災害時の状況把握、地図更新の国土管理、海洋、森林監視など多岐に亘るミッションを担っており、国のインフラとして重要な役割を果たす衛星です。宇宙航空研究開発機構殿のご指導の下、2009年度より開発を開始し、2014年5月に打ち上げられました。

ひまわり8・9号

「ひまわり8・9号」は、2015年に運用寿命を迎えた「ひまわり7号」の気象ミッションを引き継ぐ静止気象衛星です。ひまわり8・9号は、次世代の気象観測センサーを搭載し、解像度の向上や観測チャンネルの増加などによって、地球環境をより詳細に監視することができます。現在8号が運用中で、9号は2016年11月に打ち上げられました。

いぶき(GOSAT)

温室効果ガス観測技術衛星(GOSAT)は、宇宙から温室効果をもたらすガスである二酸化炭素の濃度分布を観測する人工衛星です。温室効果ガス吸収排出状況の把握など、温暖化防止への国際的な取り組みに貢献することを目的としています。2009年1月に打ち上げられました。

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測位衛星

カーナビゲーションに代表されるように、測位衛星は私たちの生活に欠かせないものになっています。現在、米国の整備したGPS衛星システムが稼働中ですが、現在、欧州(ガリレオ)、中国(北斗)等新しい衛星測位システムを世界各国が開発中です。日本でもGPSの精度を向上させる測位補完機能等を搭載した準天頂衛星システムの開発を進めています。

準天頂衛星システム(QZSS)

「みちびき」を加えた4機体制確立後は、常に日本の天頂付近に準天頂衛星が滞在することが可能となる為、24時間途切れなく準天頂衛星によるGPS補完・補強のサービスを受ける事が可能となります。
三菱電機は衛星システムの設計・製造を担当しております。

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科学衛星・実証衛星

惑星の探査、天文観測など、はるかな宇宙の謎を解明するため、さまざまな観測機器やデータ収集機器を搭載した衛星が科学衛星です。これらの衛星によって日々新たな発見がなされ、科学と人類の進歩に貢献しています。 また、宇宙空間は地上と環境が全く異なるため、衛星に用いる新しい技術は実際の宇宙空間での実証が欠かせません。三菱電機は多数の実証衛星に参加し、宇宙用部品・コンポーネントの実証やランデブドッキング技術等の様々な最新技術の実証を行い、日本の衛星関連技術の向上に貢献しています。

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国際宇宙ステーション

国際宇宙ステーションは世界15カ国が参加している国際プロジェクトです。日本は「きぼう」(JEM)日本実験棟と宇宙ステーション補給機(HTV)などの計画に参加しています。当社はJEMの電源系とHTVの電気モジュールを担当しています。特にHTVは、ISS運用期間の定期的な輸送手段として活躍が期待されています。

宇宙ステーション補給機 こうのとり(HTV)

宇宙飛行士の水や食料、実験装置などさまざまな物資を国際宇宙ステーション(ISS)まで運ぶ無人の宇宙船です。高度400kmを飛行するISSまで自動で接近、距離約10mの地点でランデブーした後、ロボットアームによりISSに結合します。三菱電機は、HTVの頭脳である電気モジュールの開発を担当しており、合計9機のHTVが打ち上げられる予定です。

きぼう(JEM)

国際宇宙ステーションで日本が開発担当する実験モジュール。宇宙飛行士が長期間活動できる日本初の有人施設で、最大4名まで搭乗可能です。三菱電機は宇宙活動に不可欠な電気を供給する電源系の開発を担当しています。

衛星プラットフォーム

増大し多様化する高速・大容量通信への需要にこたえるため、商用通信・放送衛星市場をターゲットとした標準衛星プラットフォーム「DS2000」を開発しました。数十年にわたり培ってきた豊富な通信衛星技術と、最新の設計手法、製造・試験設備を投入したDS2000は、高い信頼性を提供します。

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