ビジネスイノベーション本部

本部長メッセージ

既存の枠組みを超えた新事業の創出により、多様化する社会課題の解決に貢献していきます

松下聡 専務執行役 ビジネスイノベーション本部長
松下 聡専務執行役
ビジネスイノベーション
本部長
2021年6月29日

ビジネスイノベーション本部は、多様化する社会課題解決に向けて、当社の既存の枠組みでは対応できないテーマの事業化や、当社グループが保有する様々な技術の統合・事業本部間の連携を支援することで、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

新たな事業領域の探索の方向性として、人と人との関わり方の変化、災害の激甚化、猛烈に加速するデジタル化等の不確実性の高い時代に向けて、企業理念の“活力とゆとりある社会の実現”をあらためて目指し、「スマートシティ」、「ヘルステック」、「i-Construction」、「防災・減災」、「スマートモビリティ」の5領域、さらには「脱炭素社会」も視野に新事業創出に取り組んでいます。

新事業創出・育成にあたっては、センシング技術や映像解析・AI等の最新技術を組み合わせ、統合IoT「ClariSense(クラリセンス)」を推進し、様々なデータからお客様の価値を創出すべくDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現することにより社会課題の解決に繋げてまいります。

  • ClariSense 機器からセンシング(Sense)した情報に潜む本質(Essence)を見抜き(Clarify)、課題を解決するという思いを込めた造語です

リスク・機会を認識・評価している主な社会課題

  • 人口構造の変化や社会基盤の弱体化
  • 環境・災害・エネルギー問題の深刻化
  • 老後の不安解消、社会福祉費用の抑制
  • 労働可能年齢の延伸
  • 高齢弱者や健康弱者の社会的包摂の実現
  • 建設現場の働き手減少・生産性低下
  • 巨大地震・津波や大規模噴火などへの対応
  • 激甚化する気象災害への対応

重点的に取り組むSDGs


事業を通じた社会課題への取組

「AI配筋検査システム」による建設現場の生産性向上に貢献

2021年2月に「i-Construction」領域において、当社独自のAI技術「Maisart®(マイサート)」を活用し、コンクリート構造物の建設時に鉄筋が正しく配置されていることの検査を支援する「AI配筋検査システム」を開発し、サービス提供を開始しました。

ステレオカメラを搭載した端末で撮影した画像から、鉄筋の本数、径(太さ)、間隔の自動計測を瞬時に行い、検査にかかる時間や手間を軽減できます。従来、複数名で行っていた計測・検査を1名で実施できるなど、配筋検査の省力化・効率化を通じて、働き手の減少という課題の解決や建設現場の生産性向上に貢献します。

  • Maisart Mitsubishi Electric's AI creates the State-of-the-ART in technologyの略。
    全ての機器をより賢くすることを目指した当社のAI技術ブランド
上段:従来の配筋検査 下段:本サービス導入後の配筋検査
上段:従来の配筋検査 下段:本サービス導入後の配筋検査
「AI 配筋検査システム」を用いた検査の様子
「AI 配筋検査システム」を用いた検査の様子

高齢者向けヘルステック事業の検討・取組

少子高齢化が進む中、高齢者の安全やプライバシーへの配慮を行いながら、個々人に寄り添う高齢者向けサービスが求められる一方で、高齢者向けサービスを提供する現場では人手不足の深刻化などにより、一人ひとりに向き合った満足度の高いサービス提供が難しいといった課題が顕著になっています。

当社は、このような背景の下、当社グループ企業が展開するサービス付き高齢者向け住宅事業などの既存の高齢者向けサービス事業などで得た知見に、IoTやセンサー、AIなどの技術を組み合わせた高齢者向けヘルステック事業を検討しています。

スタートアップ企業への出資によるセンシングデバイスの共同開発やクラウド上でのデータ連携なども実施しつつヘルステック事業を推進し、高齢化社会における暮らしの充実に貢献していきます。

高齢者見守りサービス
高齢者見守りサービス


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